裾野市中央公園
静岡県裾野市にある公園
裾野市中央公園(すそのしちゅうおうこうえん)は、静岡県裾野市にある都市公園(地区公園)である[1]。裾野市の中央を南北に流れる黄瀬川と愛鷹山から流れる佐野川の合流地点に位置し、五竜の滝を中心に公園が広がっている。園内にはその他に国の重要文化財に指定された旧植松家住宅や太鼓橋、吊り橋などの景勝に富んでおり、古くから東海の名園として親しまれている。なお、こどもの日前後には、滝つぼの上に鯉のぼりが吊るされ、5月には五竜みどりまつりが開催される。
裾野市中央公園 Susono Central Park | |
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分類 | 都市公園(地区公園) |
所在地 |
静岡県裾野市千福7-1 |
座標 | 北緯35度11分02.7秒 東経138度54分15.4秒 / 北緯35.184083度 東経138.904278度座標: 北緯35度11分02.7秒 東経138度54分15.4秒 / 北緯35.184083度 東経138.904278度 |
開園 | 1974年(昭和49年)6月 |
運営者 | 裾野市 |
公式サイト | 中央公園 |
沿革
編集東海道線佐野駅(現:御殿場線裾野駅)開業後の1891年(明治24年)五龍館佐野ホテルとして開業し、中央公園は当時、佐野瀑園と呼ばれた。皇太子時代の大正天皇や昭和天皇が来訪されたり、若山牧水や新田次郎など多くの文人に親しまれた景勝地である。1958年(昭和33年)9月26日の狩野川台風により、当時の吊り橋が流され、建物は取り壊された。その後、1971年(昭和46年)頃から復活の機運が高まり、管理者である大蔵省と裾野市により無償貸付契約を締結した[1]。
1974年(昭和49年)6月1日の開園後も、5ヵ年計画で整備・拡張を行い、約20,000平方メートルの敷地内に、国指定文化財「旧植松家住宅」、しょうぶ園、広場、展望台、管理棟、駐車場、太鼓橋、あずま屋、休憩所、五竜のかけ橋(つり橋)、夢の橋(太鼓橋)を整備し、現在の形となった。
歴史
編集公園内の施設
編集施設案内
編集アクセス
編集脚注
編集参考文献
編集- 裾野市「広報すその」1974年(昭和49年)5月1日号5頁。
- 裾野市「広報すその」1974年(昭和49年)10月1日号5頁。
- 裾野市「広報すその」1977年(昭和52年)12月1日号3頁。
- 裾野市「裾野市中央公園パンフレット」2018年(平成30年)10月