裁松寺

岐阜県岐阜市伊奈波通りにある臨済宗妙心寺派の寺院

栽松寺(さいしょうじ)は岐阜県岐阜市伊奈波通りにある阿弥陀如来を本尊とする臨済宗妙心寺派の寺院で、山号は凌雲山。美濃新四国4番札所。

栽松寺
所在地 岐阜県岐阜市伊奈波通り1-27
位置 北緯35度25分45.9秒 東経136度46分02.7秒 / 北緯35.429417度 東経136.767417度 / 35.429417; 136.767417座標: 北緯35度25分45.9秒 東経136度46分02.7秒 / 北緯35.429417度 東経136.767417度 / 35.429417; 136.767417
山号 凌雲山
宗派 臨済宗妙心寺派
本尊 阿弥陀如来
創建年 慶長元年(1596年)
開山 是三
中興年 安永2年(1773年)
中興 鉄厓円伊
札所等 美濃四国4番
法人番号 4200005000566 ウィキデータを編集
裁松寺の位置(岐阜県内)
裁松寺
裁松寺
裁松寺 (岐阜県)
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慶長元年(1596年)に是三法師が天台宗の寺院として開いた。その後、承応2年(1653年)に加納光国寺より維納上座を迎えて臨済宗妙心寺派に改宗した。この時の寺号は片岡庵と称した。その後、元禄14年(1701年)に現在の寺号に改めたものの法系が途絶えたため、安永2年(1773年)洞戸興徳寺より鉄厓円伊を招き現在に至っている。寺宝として文化年間の十六善神像、文化5年(1808年)の十六羅漢像を祀る。

参考文献

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  • 岐阜市 『岐阜市史』 p488 1928年
  • 岐阜市歴史博物館 『岐阜町金華の誇り-ふるさと岐阜・魅力発見大作戦』 p144 2009年