衛君 角(えいくん かく、生没年不詳)は、衛の第45代君主。角は諱である。元君の子で、秦によって廃位されたため、衛の最後の君主となった。
元君の子として生まれる。
元君25年(前230年)、元君が薨去したため、子の角が立って衛君(以降は君角と表記)となった。
君角9年(前221年)、秦が天下を統一し、秦王政は始皇帝となった。
君角21年(前209年)、秦の二世皇帝は君角を廃して庶人とした。ここに衛は祭祀を絶ち、滅亡することとなった。