蛇ヶ谷川
日本の河川
蛇ヶ谷川(じゃがたにがわ)は、京都府南丹市園部町の埴生を流れる淀川4次支流の川である。
蛇ヶ谷川 | |
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蛇ヶ谷川(城山登山口の赤橋) | |
水系 | 一級水系 淀川 |
種別 | 準用河川 |
延長 | 0.26[1] km |
平均流量 | -- m3/s |
水源 | 蛇ヶ谷 |
水源の標高 | -- m |
河口・合流先 | 本梅川 |
流域 | 京都府南丹市園部町埴生 |
地理
編集埴生南部の山地・蛇ヶ谷から水を集めて北流、国道372号を越えてからは京都府道452号長谷八木線に沿って北西に流れ、本梅川左岸に流入する。園部町埴生藪ノ内・町田から園部町埴生末長・屋本までの0.26kmが準用河川の区間である[2]。
水源である蛇ヶ谷では、急斜地の崩壊や土石流が見られ、崩壊土砂流出危険地、砂防指定地、土石流危険渓流箇所になっている[3][4]。10基以上の砂防堰堤が設けられている。
流域の地質は古生層で、川底などの堆積岩の露出から化石やノジュールが見られる[5]。
蛇ヶ谷川沿いにはトレッキングコースが整備されており、落差10mを超す蛇ヶ谷大滝をはじめとした大小の滝が連なっている[5]。また、蛇ヶ谷と東側の清水谷の間にある尾根(標高274m)には埴生城跡があり[6]、登山道が整備されている。
流域の村
編集主な橋梁
編集- 蛇ヶ谷橋
流域にある主な施設
編集- 埴生区公民館
- 埴生コミユニテイセンター
- 埴生郵便局
流域にある城跡
編集- 埴生城跡
脚注
編集- ^ 京都府. “淀川水系桂川上流圏域河川整備計画 - 京都府”. 京都府. 2024年9月23日閲覧。
- ^ “南丹市地域防災計画(資料編)”. 南丹市防災会議 (2024年4月). 2024年9月27日閲覧。
- ^ 京都府. “土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域 区域図 埴生E”. 京都府. 2024年9月29日閲覧。
- ^ 京都府. “土砂災害警戒区域・土砂災害特別警戒区域 区域図 埴生1”. 京都府. 2024年9月29日閲覧。
- ^ a b 『街道散歩とトレッキングガイドパンフレット「はぶあるく」』埴生区、2024年。
- ^ “埴生城址 御城印めぐり”. 森の京都. 2024年4月5日閲覧。