藪田文輝
江戸時代の京都の浮世絵師
来歴
編集師系・経歴不明。東街と号し「東街文輝」とも称す。「東街」とは京鴨川の東側にある祇園町を指し、画風は四条派に近いといわれる。作画期は文政から天保の頃にかけてで、錦絵や肉筆画を残す。文政12年(1829年)の款記のある美人画の錦絵がある。
作品
編集脚注
編集- ^ マール社編集部編集 『肉筆浮世絵2 上方の浮世絵―京都府立大(京都文化博物館管理)』 マール社、1995年3月20日、pp.144-145、ISBN 978-4-8373-2010-4。
参考文献
編集- 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり[1]。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※127頁