藤沢久美
藤沢 久美(ふじさわ くみ、1967年3月15日[1] - )は、日本の実業家、経済評論家、キャスター。ソフィアバンク代表、社会起業家フォーラム副代表、人を大切にする経営学会副会長[2]、Linkers株式会社戦略顧問[3]。その他に、一般財団法人投資信託協会理事、一般社団法人日本証券業協会理事、株式会社静岡銀行取締役、豊田通商株式会社取締役、株式会社サイネックス取締役、株式会社クリーク・アンド・リバー取締役、株式会社CAMPFIRE取締役を務める[4]。
ふじさわ くみ 藤沢 久美 | |
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生誕 | 1967年3月15日(57歳)[1] |
出身校 |
大阪市立大学生活科学部 早稲田大学大学院スポーツ科学研究科(首席) |
職業 | 実業家 |
影響を受けたもの | 平田竹男(指導教員) |
トレンダーズ株式会社監査役、シンメトリー・ジャパン株式会社取締役、株式会社東日本大震災事業者再生支援機構取締役、ミュージックセキュリティーズ株式会社監査役、法政大学大学院(ビジネススクールイノベーションマネジメント研究科)客員教授などを歴任した[4]。
公職として、文部科学省参与、情報通信審議会委員、沖縄振興審議会委員、経済産業省、総務省、内閣府等の各研究会委員を務める他、金融審議会委員、内閣府新IT戦略会議専門評価委員、産業構造審議会地域経済産業分科会委員、税制調査会金融小委員会委員、金融担当大臣金融経済教育懇談会委員を歴任した[5]。
略歴
編集1989年、大阪市立大学生活科学部卒業後、国際投信委託(現:三菱UFJ国際投信)に入社。
1992年、英国系のシュローダー投信(現:シュローダー投信投資顧問)に転職。
1994年、米国系のウォーバーグ投信(現:メリルリンチ・マーキュリー投信投資顧問)を経て、さらに数社に勤務。
1996年、日本で最初の投資信託評価会社・アイフィスを設立。1995年4月株式会社アイフィス代表取締役[4]。[要出典] アイフィスが1999年にスタンダード&プアーズに売却された後も、引き続き同社のディレクターとして経営に関与した。
2000年、孫正義に見い出され、ソフトバンクグループの後援でシンクタンク・ソフィアバンクの設立に田坂広志と参画。取締役を経て、2004年にシンクタンク・ソフィアバンクをMBOして、副代表に就任(代表は田坂)。
2011年、日本証券業協会公益理事[7]、総務省情報通信審議会委員[9]。
2016年、クリーク・アンド・リバー取締役。
2018年、CAMPFIRE取締役、日本プロサッカーリーグ理事、日本投資者保護基金理事、ネットプロテクションズホールディングス取締役。
2020年、神石高原学園理事、ジャパン・グローバル・リサーチセンター理事長。早稲田大学大学院スポーツ科学研究科を首席で修了[10]。指導教員は平田竹男[11]。
2021年、セルソース取締役、Ridilover監査役、アクセプトインターナショナルアドバイザリーボード[7]。
2022年、NECグループの国際社会経済研究所理事長[12]、エジミウソンファンズ・アジア理事、しずおかフィナンシャルグループ取締役[13]。
2023年、公立大学法人大阪理事[14]。生駒市市政顧問就任[15]。
国土交通省社会資本整備審議会委員[16]、日本学生支援機構運営評議会委員等も歴任[17]。
本業の傍ら、NHK教育テレビ『21世紀ビジネス塾』でキャスターを務めるなど、セミナーやテレビ・ラジオ・雑誌などを通じて、経済や経営について解説している。最近では、地球温暖化、エネルギー問題への提言も行っている。
単著
編集- 『藤沢久美の投資信託ガイドブック リスクと投資信託とその魅力』日経ラジオ社、2000年
- 『確実に増やすための投資信託情報の読み方・活かし方』アイブックコミュニケーションズ/TOKYO FM出版 、2001年
- 『お金を殖やしたいあなたへ』講談社、2001年
- 『母とはじめる投資信託』アーク出版、2002年
- 『子どもに聞かせる「お金」の話 知識ゼロからの経済学』PHP研究所、2003年
- 『藤沢久美の外国為替取引がわかる本』マネースクウェア・ジャパン監修 新紀元社、2003年
- 『なぜ、御用聞きビジネスが伸びているのか 顧客が自然に集まる10の発想転換』ダイヤモンド社、2005年
- 『美人の財布 幸せをつかむマネー術』ソフトバンククリエイティブ、2006年
- 『しっかり着実に増やすための投資信託情報の選び方・使い方』アイブックコミュニケーションズ/TOKYO FM出版、2006年
- 『藤沢久美のマネーのマナー』日本経済新聞出版社、2007年
- 『投資信託主義 時間と資産の正しい法則』角川書店、2008年
- 『脱・家族経営の心得 名古屋名物「みそかつ矢場とん」素人女将に学ぶ』幻冬舎メディアコンサルティング、2008年
共著
編集- 『買ってはいけないファンド 買ってもいいファンド(2001年版)』(宮田丈裕との共著) インデックス・コミュニケーションズ、2000年
- 『デフレ時代のお金学入門』(川口一晃との共著) 廣済堂出版、2001年
- 『このファンドがすごい! (2002年版)』(宮田丈裕との共著) インデックス・コミュニケーションズ、2001年
- 『〈図解〉日本経済30分速習ノート』 PHP研究所、2007年
- 『6歳からのお金入門』(八木陽子との共著) ダイヤモンド社、2002年
- 『今日から私も「株主」に!』(池田暁子との共著) 集英社、2007年
- 『理解されないビジネスモデル 消費者金融』 時事通信出版局、2008年
- 『クビ切り不要!』 時事通信出版局、2009年
出演メディア
編集- お金の達人(2001年1月7日 - 2002年3月31日、テレビ東京)
- お金のソムリエ(2002年4月6日 - 2003年3月22日、テレビ東京)
- 21世紀ビジネス塾(2002年 - 2004年、NHK教育テレビ)
- 賢者のマネー(2003年4月6日 - 9月28日、テレビ東京)
- 藤沢久美の社長Talk Presented by M&Aクラウド(インターネットラジオ)
- みんなで学ぶ 藤沢久美のラジオ経済学(ニッポン放送)
- FNN総選挙2012 ニッポンの決意 JAPAN'S DECISION(2012年12月16日、フジテレビ)コメンテーター
ほか
脚注
編集- ^ a b “社外取締役候補者の選任に関するお知らせ”. 豊田通商株式会社. (2014年4月25日) 2015年5月4日閲覧。
- ^ 人を大切にする経営学会 学会役員
- ^ リンカーズ株式会社
- ^ a b c 豊田通商 役員略歴
- ^ 藤沢久美 - ソフィアバンク
- ^ “望む未来は自分でつくる 「副業だらけ」で価値創造”. 日本経済新聞 (2020年11月28日). 2023年8月25日閲覧。
- ^ a b c 新規上場申請のための有価証券報告書(Ⅰの部)日本取引所
- ^ 官報平成17年本紙第4021号 8頁
- ^ 官報平成23年本紙第5472号 10頁
- ^ 【略 歴】
- ^ 奈良県におけるサッカーの普及状況と今後の発展策
- ^ 日経クロステック(xTECH) (2022年3月23日). “NECが未来像を発信する組織を新設、グループのシンクタンクに藤沢久美氏を招へい”. 日経クロステック(xTECH). 2023年10月1日閲覧。
- ^ 静有価証券報告書-第116期(令和3年4月1日-令和4年3月31日)岡銀行
- ^ 役員等一覧
- ^ “株式会社国際社会経済研究所 理事長 藤沢久美氏が生駒市市政顧問に就任します”. 生駒市公式ホームページ. 2023年10月1日閲覧。
- ^ 委員(2023年3月13日 時点)国土交通省
- ^ https://www.jasso.go.jp/about/disclosure/iinkai/hyogikai/__icsFiles/afieldfile/2021/02/22/2708_hyogikai_meibo.pdf[ 独立行政法人日本学生支援機構運営評議会 委員名簿]
外部リンク
編集- 藤沢久美 オフィシャルサイト
- 藤沢久美「波のかなたへ」
- BLOG - 藤沢久美オフィシャルサイト
- 藤沢久美 (@kumifujisawa) - X(旧Twitter)
- 藤沢久美 (kumi.fujisawa.official) - Facebook
- ソフィアバンク
- 藤沢久美の社長Talk