藤森商会(ふじもりしょうかい)は、東京都港区に本社を置く、時計修理業の企業[1]。時計修理の業界で、従業員10名以上を抱える業者としては、最も歴史が長い会社のひとつとされる[2]

株式会社藤森商会
Fujimori Corporation
本社所在地 日本の旗 日本
105-0011
東京都港区芝公園3丁目6番23号
設立 1955年11月11日
法人番号 6010401083752 ウィキデータを編集
事業内容 時計修理
代表者 斉田誠司
資本金 1000万円(2011年度)
売上高 4億1936万円(2011年度)
従業員数 12名
外部リンク http://www.fujimorishoukai.com
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沿革

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2010年には、創業家以外では初めて、斉田誠司が4代目の社長となった[2]2011年には、カメラのキタムラが買い取った中古時計を藤森商会が修理し、キタムラが修理済みの中古品を販売するという形で、キタムラと提携した[3][4]

藤森時計塾

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藤森商会は、時計修理の技術を学びたいという希望者を対称に、実際の修理工房の施設を用いて、腕時計の取扱いと時計修理の基礎を学ぶ、有料の講座「藤森時計塾」を運営している[5]

子会社

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2009年11月には、飲食店を手がける子会社としてパシフィックスターを設立し、同社は2010年9月1日渋谷区神宮前バインミー専門店を開店したが[6]、これは程なくして閉店している[7]

脚注

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  1. ^ 会社概要”. 藤森商会. 2016年3月6日閲覧。
  2. ^ a b 時計修理業界に新風を起こす老舗会社社長 斉田誠司 プロフィール”. マイベストプロ東京. 2016年3月6日閲覧。
  3. ^ “中古時計の販売、キタムラが参入”. 日本経済新聞・朝刊: p. 13. (2011年1月20日). "DPE(写真の現像・焼き付け・引き伸ばし)大手のキタムラは、中古時計の買い取り・販売事業に参入する。... 21日からカメラのキタムラ新宿西口店で取り扱いを始める。時計の修理サービスを手がける藤森商会(東京・港)と協力する。故障などで動かなくなった時計も買い取り、藤森商会で修理して販売する。時計の買い取りと販売はキタムラが行い、持ち込まれた時計の修理やメンテナンスなどを藤森商会が手がける。"  - 日経テレコン21にて閲覧
  4. ^ ニュースリリース カメラのキタムラと時計修理の藤森商会が協業で中古時計買取と再生販売を2011年1月21日(金)より開始”. キタムラ (2011年1月20日). 2016年3月6日閲覧。
  5. ^ 「藤森時計塾」とは・・・?”. 藤森商会. 2016年3月6日閲覧。
  6. ^ 原宿にベトナムサンドイッチ「バインミー」専門店-時計修理会社が新事業”. シブヤ経済新聞/花形商品研究所 (2010年9月29日). 2016年3月6日閲覧。
  7. ^ Pacific Sandwich Place(パシフィック サンドウィッチ プレイス)”. 食べログ. 2016年3月6日閲覧。

外部リンク

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