藤原氏雄
平安時代初期の貴族
藤原 氏雄(ふじわら の うじお)は、平安時代初期の貴族。藤原北家楓麻呂流、右大臣・藤原園人の孫。従五位下・藤原並人の子。官位は正五位下・大和守。
時代 | 平安時代初期 |
---|---|
生誕 | 不詳 |
死没 | 不詳 |
官位 | 正五位下、大和守 |
主君 | 仁明天皇→文徳天皇 |
氏族 | 藤原北家楓麻呂流 |
父母 | 父:藤原並人、母:不詳 |
子 | 常世、高吉、峯雄、常棟 |
経歴
編集承和5年(838年)縫殿頭に任ぜられ、承和7年(840年)石見守として地方官に転じる。承和13年(846年)には兵部少輔に任ぜられて京官に復し、翌承和14年(847年)従五位上に叙せられる。
文徳朝に入り、仁寿4年(854年)大蔵大輔に補任。天安2年(858年)正五位下・治部大輔に叙任されるが、直後に大和守に転じ再び地方官を務めている。
官歴
編集系譜
編集『尊卑分脈』による。
- 父:藤原並人
- 母:不詳
- 妻:生母不詳の子女
- 男子:藤原常世
- 男子:藤原高吉
- 男子:藤原峯雄
- 男子:藤原常棟