藤原 正則(ふじわら まさのり、1954年[1] - )は、日本の法学者北海道大学名誉教授

人物

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専門は民事法で、特に不当利得法、相続法に詳しい[2]ドイツ語が堪能で、ドイツから研究者が来日の際には通訳を務めることがある。

略歴

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著作

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単著

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  • 『不当利得法と担保物権法の交錯』(成文堂、1997年)
  • 『不当利得法』(信山社、2002年)

共著

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論文

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  • 「西ドイツ不当利得法の諸問題―デトレフ・ケーニッヒの鑑定意見と法律案の紹介を通じて」(『西ドイツ債務法改正鑑定意見の研究』、日本評論社、1988年)
  • 「輸血・血液製剤とHIV感染」(法学書院、1993年)
  • 「成年子の老親に対する扶養義務―最近のドイツ法の動向を参照して」(『民法学と比較法学の諸相―山畠正男先生・五十嵐清先生・藪重夫先生古稀記念』、信山社、1998年)
  • 「金銭の不当利得における返還義務の範囲」(『現代判例民法学の課題―森泉章教授還暦記念論集』、法学書院、1998年)
  • 「法ドグマーティクの伝説と発展―ドイツ法学民法論覚え書き」(『私法学の再構成』北大図書刊行会、1999年)
  • 「ドイツにおける遺産承継―「信託的」譲渡を中心に」(『高齢社会とエスライト・プランニング』、日本評論社、2000年)

脚注

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  1. ^ 『不当利得法』奥付(信山社、2002年)
  2. ^ http://researchers.general.hokudai.ac.jp/profile/ja.bwyk7h8KPGz31RBLgzwp0A==.html
  3. ^ 以上につき、『北大法学論集 68巻6号』北海道大学法学部、2018.3.30、124頁

外部リンク

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