藤原成国
平安時代前期の貴族
藤原 成国(ふじわら の なりくに)は、平安時代前期の貴族。藤原北家末茂流、備前守・藤原直道の孫、伊予介・藤原連永の子。官位は従五位上・播磨介。
時代 | 平安時代前期 |
---|---|
生誕 | 不詳 |
死没 | 不詳 |
官位 | 従五位上、播磨介 |
主君 | 朱雀天皇 |
氏族 | 藤原北家末茂流 |
父母 | 父:藤原連永、母:不詳 |
兄弟 | 成国、鮮子 |
妻 | 不詳 |
子 | 命世 |
経歴
編集醍醐天皇の六位蔵人を務めた後、延長8年(930年)朱雀天皇が即位すると引き続き蔵人を務め、右衛門尉も兼ねた。
従五位下に叙爵後、天慶3年(940年)斎院長官に任ぜられ、摂津守も兼ねる。天慶7年(944年)2月に播磨介に任ぜられるが、翌天慶8年(945年)10月に何らかの理由により殿上簡を削られ、続いて播磨介も辞した。
官歴
編集系譜
編集『尊卑分脈』による。
- 父:藤原連永
- 母:不詳
- 妻:不詳
- 男子:藤原命世