藤原尹忠
平安時代の日本の公卿。藤原南家貞嗣流。藤原道明の五男。母は藤原常作あるいは藤原常頼(常賴)の娘(子に藤原尹風(-957))。従三位、治部卿
藤原 尹忠(ふじわら の まさただ)は、平安時代の日本の公卿。藤原南家、大納言・藤原道明の五男。
時代 | 平安時代中期 |
---|---|
生誕 | 延喜6年(906年) |
死没 | 永延3年8月2日(989年9月4日) |
別名 | 猪隈三位 |
官位 | 従三位、治部卿 |
主君 | 一条天皇 |
氏族 | 藤原南家貞嗣流 |
父母 | 父:藤原道明、母:藤原常頼の娘 |
兄弟 | 尹衡、尹文、尹甫、慶円、尹忠、尹風、尹瞻、尹生、藤原元方室、源英明室、藤原安親室、源国基室、藤原文貞室、藤原安于室 |
妻 | 清原樹蔭の娘 |
子 | 貞節、貞廉、貞潔、藤原懐忠室 |
経歴
編集治部卿在官中の寛和2年(986年)一条天皇の即位後まもなく治国の功労により従三位に叙せられ公卿となる。永延3年(989年)8月2日薨去。享年84。最終官位は従三位治部卿。
官歴
編集注記のないものは『公卿補任』による。
系譜
編集『尊卑分脈』による。