藤原 国光(ふじわら の くにみつ)は、平安時代中期の貴族。藤原北家山蔭流、左大臣・藤原在衡の子。官位は正四位下・治部卿。
村上朝の天暦4年(950年)右少弁に任ぜられると、弁官を務めながら昇進し、応和3年(963年)従四位下・権左中弁の官位にあった。
村上朝末から地方官に転じ、近江守・大和守・大宰大弐を歴任。円融朝にて正四位下・治部卿に至った。