藤井 芳春(ふじい よしはる、生没年不詳)とは、江戸時代末期の大阪の浮世絵師。
歌川芳梅の門人。姓は藤井、名は喜三郎。大阪の人。歌川を称した。安政2年(1855年)から安政3年(1856年)の頃、中判の役者絵を描いている。代表作として、安政2年7月の筑後芝居『綴大柯文月』に取材した役者絵「かすみのおちよ・中村翫雀」が挙げられる。
同じ時期、江戸に同名の浮世絵師歌川芳春がおり、区別するために藤井芳春と称す。
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