蓮国寺
岐阜県羽島郡笠松町にある寺院
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蓮国寺(れんこくじ)は、岐阜県羽島郡笠松町にある日蓮宗の寺院。山号は長秋山。本尊は宗祖尊定の大曼荼羅。美濃国最古の日蓮宗寺院である。
蓮国寺 | |
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所在地 | 岐阜県羽島郡笠松町八幡町91 |
位置 | 北緯35度22分7.7秒 東経136度45分43秒 / 北緯35.368806度 東経136.76194度座標: 北緯35度22分7.7秒 東経136度45分43秒 / 北緯35.368806度 東経136.76194度 |
山号 | 長秋山 |
宗派 | 日蓮宗 |
本尊 | 宗祖尊定大曼荼羅 |
創建年 | 建武年間 |
開山 | 日像 |
開基 | 国重 |
法人番号 | 7200005003797 |
歴史
編集建武年間、美濃国加茂郡平賀村(現在の関市平賀町周辺)に刀匠国重が日像を開山として開く。豊臣政権下、日経上人の代に栗原衛門尉により山県郡三輪村(現在の岐阜市三輪周辺)に移されており、これを以って中興とされる。さらに江戸時代になり、笠松郡代辻守参とその手代秋山式衛門尉により現在地に移された。明和4年(1767年)火災に遭って再建したが、更に明治24年(1891年)に濃尾地震で倒壊。現在の堂宇は昭和5年(1920年)に再建されたものである。
境内には笠松郡代辻守雅の墓のほか、蓮国寺の住持他数人の俳人が建立した芭蕉の句碑、むくげ塚がある。
参考文献
編集- 笠松町『笠松町史』1980年