蒲神明宮
静岡県浜松市中央区の神社
蒲神明宮 | |
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所在地 | 静岡県浜松市中央区神立町471 |
位置 | 北緯34度42分59.6秒 東経137度45分5.7秒 / 北緯34.716556度 東経137.751583度座標: 北緯34度42分59.6秒 東経137度45分5.7秒 / 北緯34.716556度 東経137.751583度 |
主祭神 |
天照皇大御神(内宮) 豊受姫大神(外宮) |
社格等 | 県社 |
創建 | 平安時代 |
歴史
編集平安時代に創建された。『日本三代実録』貞観16年5月11日に「遠江国正六位上蒲太神」に従五位下を授けるとあり、当社のこととも言われる[1]。
藤原鎌足から10代目の子孫・藤原静並(または藤原仲挙)は、伊勢神宮の神託により当地に移住・開拓し、開拓地を神宮に寄進、神宮の御厨「蒲御厨」となり、その荘官となった。そして静並は神宮より分霊を勧請して神社を創建した。これが当宮の起源である[2][3][1]。
静並の子孫は当地に定着し「蒲氏」を名乗った。蒲御厨の支配権は鎌倉時代以降転々とするが、蒲氏は明治になるまで、当宮の神職を代々世襲した[2][3]。
文化財
編集浜松市認定文化財
編集- 蒲神明宮の大灯籠(歴史史料、2020年3月27日認定)
- 小山みい頌徳灯籠(歴史史料、2020年3月27日認定)
- 蒲大神の碑(歴史史料、2020年3月27日認定)
- 蒲神明宮の御田打ち(無形民俗文化財、2020年3月27日認定)
- 蒲神明宮の庭上座礼(無形民俗文化財、2020年3月27日認定)
- 蒲神明宮の神楽(無形民俗文化財、2020年3月27日認定)
交通アクセス
編集- 浜松駅より徒歩33分。
脚注
編集参考文献
編集- 静岡県日本史教育研究会 編『静岡県の歴史散歩(歴史散歩22)』山川出版社、2006年