萌えサミット
概要
編集新世紀エヴァンゲリオンやおおかみこどもの雨と雪のキャラクターデザインなどを手がけたアニメーターの貞本義行が同地の出身であることにちなみ、「サブカルチャーでの地域活性化」を目指して、周南青年会議所や徳山大学(現・周南公立大学)などによる実行委員会が中心となって2011年に開始した[2][3][4]。主たる会場はJR徳山駅前及び駅近くのみなみ銀座商店街[5]。
本州の西の端・山口県にあるアニメ、マンガ、ゲーム、コスプレ、アイドル、その他もろもろサブカルチャーとしてのいろんな『萌え』を一堂に集めて、いろんな人に知ってもらい、自分の知らない新しいことや面白いことを見つけて、「こんな楽しいことがあるんだ」と思える、参加した人も、地元の人も元気になれるイベントとされている。毎年ゆかりのある声優らを招きトークショーなどを開催したほか、各地からコスプレイヤーや痛車のオーナーなどが集まり[6]、2018年には1万1千人[7]、2019年には1万人[8]の来場者があった。
コロナ禍においても中断することなく継続されてきたが、「地域おこしに一定の役割を果たした」として2023年をもって終了することを決定[3]、2023年11月18日の「萌えサミットFINAL」をもって13年の歴史に幕を下ろした[2]。
なお、「出張!!萌えサミット」と題した派生イベントが秋芳洞(美祢市)などで開催されており、こちらは2024年3月にも開催された[9]。
脚注
編集- ^ “キャラクター”. 萌えサミット公式サイト. 2024年6月20日閲覧。
- ^ a b “山口の「萌えサミット」熱くフィナーレ 全国からファン1万人”. 朝日新聞デジタル (2023年11月21日). 2024年6月19日閲覧。
- ^ a b “山口県周南市「萌えサミット」13年の歴史に幕…サブカルで地域おこし「一定の役割果たした」”. 読売新聞オンライン (2023年11月17日). 2024年6月19日閲覧。
- ^ “萌えサミット9が徳山で開催されました”. 周南公立大学 (2019年10月24日). 2024年6月19日閲覧。
- ^ “萌えサミットFINAL”. 萌えサミット公式サイト. 2024年6月20日閲覧。
- ^ “「エヴァ」アニメーターの古里で「萌えサミット」 痛車、コスプレイヤー全国から集結”. 中国新聞デジタル. (2019年10月13日) 2019年12月21日閲覧。
- ^ “山口)萌えサミットに過去最多の1万1千人 周南”. 朝日新聞デジタル. (2018年10月11日) 2019年12月11日閲覧。
- ^ “山口)周南で「萌えサミット」 コスプレイヤー360人”. 朝日新聞デジタル. (2019年10月16日) 2019年12月11日閲覧。
- ^ “3.10(日)2024出張!!萌えサミットin秋芳洞”. 一般社団法人 美祢市観光協会. 2024年6月19日閲覧。
外部リンク
編集- 萌えサミット
- 萌えサミット (@mawariminami) - X(旧Twitter)
- 萌えサミット (2011moesami) - Facebook