華麗なる女銀行家
『華麗なる女銀行家』(かれいなるおんなぎんこうか、 仏: La Banquière、英: The Lady Banker)は、1980年に製作されたフランス映画。実在した女性銀行家のマルト・アノー(Marthe Hanau)の生涯をベースに、金融界を描いた映画。
華麗なる女銀行家 | |
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La Banquière | |
監督 | フランシス・ジロー |
脚本 |
ジョルジュ・コンション フランシス・ジロー |
製作 | アリエル・ゼイトゥン |
出演者 |
ロミー・シュナイダー ジャン=ルイ・トランティニャン ジャン=クロード・ブリアリ マリー=フランス・ピジェ ダニエル・オートゥイユ |
音楽 | エンニオ・モリコーネ |
撮影 | ベルナール・ジツェルマン |
編集 | ジュヌヴィエーヴ・ウィンディング |
配給 |
ゴーモン 新日本映画社 |
公開 |
1980年8月27日 1985年10月5日 |
上映時間 | 130分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
ストーリー
編集エンマ・エケール(ロミー・シュナイダー)は豊富な資金力にモノを言わせ、贅沢な生活を送っていた。そのうち、若手政治家ルクードレ(レミー・ダニエル・メグイシュ)を好きになり、彼に資金援助をしてまで不貞関係を始める。彼が地方へ行く際は、エンマはルクードレが女遊びをする金まで用意する。ルクードレがいかがわしい女性と寝ていると、エンマはその女性を追い出してまでサプライズでルクードレに会いに行く。 それが政治家に対する賄賂として司法当局に察知され、エンマは逮捕され、エンマの経営する銀行に取り付け騒ぎが起こる。 収容先でエンマは食事に文句を言うと、女性看守に「ここはリッツではない」とあしらわれ、贅沢な生活に慣れていたエンマは食事が喉を通らなくなり、病院に移送される。 保釈されて裁判をしながらエンマは銀行経営に復帰するが、ルクードレは失脚し、妻にまで見放される。そこでエンマは自分が選挙に出馬し、演説会を大々的に開くが、その演説中に何者かにエンマは狙撃され、暗殺されてしまう。
キャスト
編集- エンマ・エケール:ロミー・シュナイダー
- バニステール:ジャン=ルイ・トランティニャン
- ポール・システルヌ:ジャン=クロード・ブリアリ
- ラルゲ:クロード・ブラッスール
- コレット:マリー=フランス・ピジェ
- モイーズ・ナタンソン:ジャック・ファブリ
- デュクロー:ダニエル・オートゥイユ
- デュヴェルネ:ジャン・カルメ
- デヴォリュイ:ティエリー・レルミット
- ルクードレ:レミー・ダニエル・メグイシュ
- アルマン:アルノー・ボワソー
- カミーユ:ノエル・シャトレ
関連項目
編集脚注
編集- DVD「La Banquière」(日本では非発売)をPCでリージョンコードを変更して視聴