華蔵院 (ひたちなか市)
華蔵院(けぞういん)は、茨城県ひたちなか市にある真言宗智山派の寺院。
華蔵院 | |
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所在地 | 茨城県ひたちなか市栄町1-1-33 |
山号 | 戒珠山 |
院号 | 華蔵院 |
宗派 | 真言宗智山派 |
本尊 | 大日如来 |
創建年 | 応保3年(1163年) |
文化財 | 華蔵院の梵鐘(茨城県指定文化財) |
法人番号 | 4050005002314 |
歴史
編集1163年(応保3年)に開山されたといわれている。1864年(元治元年)の天狗党の乱のあおりを受け焼失した。1881年(明治14年)に再建されている[1]。
当院の梵鐘は、「華蔵院の猫」の民話でも知られているものである。元々は常陸国那珂郡上檜沢村(現・茨城県常陸大宮市)の浄因寺(現在は廃寺)にあったもので、水戸藩より大砲鋳造のために供出させられたが、なぜか鋳潰されずに残ったため、最終的に当院の所有に帰することになった[2]。
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仁王門
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本堂
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薬師堂
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山門
文化財
編集- 華蔵院の梵鐘(茨城県指定文化財 昭和49年3月31日指定)[3]
交通アクセス
編集- 那珂湊駅より徒歩12分。
脚注
編集参考文献
編集- 茨城県地域史研究会 編『茨城県の歴史散歩(歴史散歩8)』山川出版社、2006年