菊池幸夫
日本の作曲家
来歴
編集東京都生まれ。1983年に埼玉県立春日部高校卒業、1988年に東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業、1991年に同大学院を修了。作曲を北村昭、佐藤眞、松村禎三に師事。国立音楽大学や尚美学園大学で講師を務める傍ら、映画やテレビ、国体の音楽を手がけるなど幅広い活動を行っている。
1985年に作曲したサクソフォーン四重奏曲「Saxophones' Studies」で、1986年の日本サクソフォーン協会主催「第1回サクソフォーンのための作品コンクール」優秀賞を受賞。1991年の修了制作「ピアノと管弦楽のための『曜変』」で、1992年に第14回日本交響楽振興財団作曲賞に入選、翌1993年に第3回芥川作曲賞を受賞。
主要作品
編集管弦楽曲
編集- ピアノと管弦楽のための〈曜変〉(1995年8月27日世界初演)
- 〈緋紋〉~室内オーケストラのための~
- 〈譚歌〉~管弦楽のための~[2]
吹奏楽曲
編集- 吹奏楽のための組曲
- 吹奏楽とオルガンのための『祀典』
- 摩天
- 銀河鉄道の夜 〜吹奏楽、合唱、ナレーションによる音楽童話〜
室内楽曲
編集- Saxophones' Studies
- 夜は青く深く
映画音楽
編集脚注
編集出典
編集- ^ 国立音楽大学 作曲専修. “教員それぞれにストーリーが”. kcm-composition.art. kcm-composition.art. 2023年10月21日閲覧。
- ^ 細川周平・片山杜秀監修『日本の作曲家-近現代音楽人名事典』日外アソシエーツ、2008年6月、221頁。