荒れ狂う河
『荒れ狂う河』(あれくるうかわ、Wild River)は、1960年のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はエリア・カザン、出演はモンゴメリー・クリフトとリー・レミックなど。テネシー川のダム建設にともなう土地買収問題を題材にしている。2002年にアメリカ国立フィルム登録簿に登録された。
荒れ狂う河 | |
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Wild River | |
ポスター(1960) | |
監督 | エリア・カザン |
脚本 | ポール・オズボーン |
原作 |
ボーデン・ディール 『Dunbar's Cove』 ウィリアム・ブラッドフォード・ヒューイ 『Mud on the Stars』 |
製作 | エリア・カザン |
出演者 |
モンゴメリー・クリフト リー・レミック ジョー・ヴァン・フリート |
音楽 | ケニヨン・ホプキンス |
撮影 | エルスワース・フレデリックス |
編集 | ウィリアム・H・レイノルズ |
製作会社 | 20世紀フォックス |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 | 1960年3月26日 |
上映時間 | 110分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $1,595,000[1] |
日本では劇場未公開だがWOWOWなどテレビで放送された。
ストーリー
編集1930年代初頭、ダム建設のために中州の住人を立ち退かせにやってきたテネシー川流域開発公社のチャック・グラヴァーは、頑なに立ち退きを拒否している80歳の女家長エラとその家族に出会う。やがてチャックは、エラの孫娘で子持ちの未亡人キャロルと恋に落ちる。
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キャスト
編集※括弧内は日本語吹替(初回放送1971年5月24日『月曜ロードショー』)
- チャック・グラヴァー - モンゴメリー・クリフト(田畑明彦)
- キャロル - リー・レミック(二階堂有希子)
- エラ - ジョー・ヴァン・フリート
製作
編集『荒れ狂う河』の屋外ロケは チャールストン (テネシー州)近郊にあるハイワシー川のクーン・デントン島(Coon Denton Island)と、 クリーブランド西部で行われた。 また、クリーブランドの武器庫(armory)の中に、屋内での射撃シーンのためのスタジオがつくられた[2]。
出典
編集- ^ Solomon, Aubrey. Twentieth Century Fox: A Corporate and Financial History (The Scarecrow Filmmakers Series). Lanham, Maryland: Scarecrow Press, 1989. ISBN 978-0-8108-4244-1. p252
- ^ TED STRONGINCHARLESTON, TENN.. "CHARTING A 'WILD RIVER,' TENNESSEE-STYLE :Real Sites, Citizens Add to Flavor Of T.V.A. Drama Now Being Made. " New York Times (1923-Current file) 29 Nov. 1959,ProQuest Historical Newspapers The New York Times (1851 - 2007), ProQuest. Web. 5 Nov. 2010.
外部リンク
編集- 荒れ狂う河 - allcinema
- 荒れ狂う河 - KINENOTE
- Wild River - オールムービー
- Wild River - IMDb