茨城県道360号大和田羽生線
日本の茨城県の道路
(茨城県道360号から転送)
茨城県道360号大和田羽生線(いばらきけんどう360ごう おおわだはにゅうせん)は、茨城県鉾田市大和田から行方市羽生に至る一般県道である。
一般県道 | |
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茨城県道360号大和田羽生線 | |
総延長 | 10.973 km |
実延長 | 10.882 km |
制定年 | 2008年4月17日 |
起点 | 茨城県鉾田市 |
終点 | 茨城県行方市 |
接続する 主な道路 (記法) |
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■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路 |
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概要
編集鉾田市大和田の菅野谷交差点から百里飛行場(茨城空港)の西側外周を回り、行方市羽生の国道355号交点まで南北に結ぶ、延長約11キロメートル (km) の一般県道である。 茨城空港へのアクセス路線の一つとして期待され、道路拡張等の整備が進められた。
路線データ
編集歴史
編集前身にあたる茨城県道339号大和田桃浦停車場線が鹿島鉄道鉾田線の廃線により桃浦駅が廃止されたことにより、2008年(平成20年)4月17日に路線廃止となる[4]。これに代わり、大和田桃浦停車場線の桃浦駅取り付け道路の区間を除いた主要区間にあたる、起点・鉾田市大和田の県道茨城鹿島線交点から終点・行方市羽生の国道355号交点とした区間を新たな県道路線とする茨城県道360号大和田羽生線が路線認定された。
年表
編集路線状況
編集対向2車線(片側1車線)に整備された道路で、鉾田市大和田地区の一部で狭隘な1.5車線幅の道路が残存する。2014年から2017年にかけて行方市羽生地区を中心に、線形改良および道路拡幅などの道路改良工事が行われている[8]。道路の交通量は比較的少ないが、本路線の周辺に小学校・幼稚園があり、また茨城県の県南地域から霞ヶ浦大橋を渡り茨城空港へ向かうアクセス道路に位置づけられていることから、県では交通量の増加が見込まれる路線と予測している[8]。
道路法の規定に基づき、以下の区間は緊急輸送道路として機能を維持するため、災害発生時の被害拡大防止を目的に道路用地内に新たな電柱を建てることが制限されている。
地理
編集通過する自治体
編集- 茨城県
- 鉾田市 - 小美玉市 - 行方市
交差する道路
編集沿線
編集脚注
編集注釈
編集- ^ 幅員、曲線半径、こう配その他道路の状況により最大積載4トンの普通貨物自動車が通行できない区間。
出典
編集- ^ a b 「道路の区域の決定(平成20年12月25日 茨城県告示第1621号) (PDF)」『茨城県報』第2041号、茨城県、p. 14頁、2008年12月25日。
- ^ a b 「道路の区域の変更(平成29年3月23日 茨城県告示第330号) (PDF)」『茨城県報』第2880号、茨城県、pp. 26–27頁、2017年3月23日。
- ^ a b c d e 『茨城県道路現況調書』令和2年3月31日現在、p. 20
- ^ a b 「県道路線の廃止(平成20年4月17日 茨城県告示第596号) (PDF)」『茨城県報』第1969号、茨城県、p. 8頁、2008年4月17日。
- ^ 「県道路線の認定(平成20年4月17日 茨城県告示第595号) (PDF)」『茨城県報』第1969号、茨城県、p. 8頁、2008年4月17日。
- ^ 「道路の供用の開始(平成26年1月23日 茨城県告示第58・59号) (PDF)」『茨城県報』第2557号、茨城県、p. 8頁、2014年1月23日。
- ^ 「道路の供用の開始(平成28年12月15日 茨城県告示第1539号) (PDF)」『茨城県報』第2854号、茨城県、p. 12頁、2016年12月15日。
- ^ a b 鉾田工事事務所 (2016年3月24日). “道路 主要事業 一般県道大和田羽生線”. 茨城県ホームページ. 茨城県. 2016年6月4日閲覧。
- ^ 「道路の占用を制限する区域の指定(平成30年3月19日 茨城県告示第299号)」『茨城県報』第2980号、18–28頁、2018年3月19日 。
- ^ 「道路の占用を制限する区域の指定(令和5年3月16日 茨城県告示第301号)」『茨城県報』第391号、17–20頁、2023年3月16日 。
参考文献
編集- 茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』(レポート)茨城県 。