英真学園高等学校

大阪市淀川区にある私立高等学校

英真学園高等学校(えいしんがくえんこうとうがっこう)は、大阪市淀川区にある私立高等学校

英真学園高等学校
地図北緯34度43分25.1秒 東経135度29分0.5秒 / 北緯34.723639度 東経135.483472度 / 34.723639; 135.483472座標: 北緯34度43分25.1秒 東経135度29分0.5秒 / 北緯34.723639度 東経135.483472度 / 34.723639; 135.483472
過去の名称 大阪高等女子職業学校
淀川女子商業学校
淀川高等学校
淀川女子高等学校
国公私立の別 私立学校
設置者 学校法人英真学園
校訓 立志・自立・誠実・勤勉
設立年月日 1927年
創立記念日 5月25日
創立者 有山福重郎、妹尾健太郎
共学・別学 男女共学
中高一貫教育 なし
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学科内専門コース 文理特進コース
情報進学コース
総合進学コース
学期 3学期制
学校コード D127310000780 ウィキデータを編集
高校コード 27514A
所在地 532-0023
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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設置学科・コース

  • 普通科
    • 文理特進コース
      主に4年制大学や看護医療系専門学校などへの進学を目指すコース。2年時から文系・理系に分かれて学習する。英語の学習での様々な取り組みが特徴。行事面では1年時にEnglish Camp、2年時にマレーシアへの教育旅行があり、普段の授業では「多読」「多話」の時間が多くとられている。これら全ての取り組みを合わせて「Hatch Program(ハッチプログラム)」と呼ばれている。また希望者には、放課後により発展的な内容を学ぶ講習であるグレードアップセミナーも実施されている。
    • 情報進学コース
      情報処理に関する様々なスキル習得や資格の取得を目指すコース。Microsoft OfficeのアプリケーションでWordExcelPowerPointなどのスキルを学ぶ「オフィス系」、Adobeのアプリケーションを使いデザインやアニメーション、動画編集などについて学ぶ「グラフィック系」、webページのレイアウトやデザインについて学ぶ「Web作成系」など幅広く学べるのが特徴。取得できる資格はITパスポート日本情報処理検定協会主催の各検定、全商情報処理検定全商ビジネス文書実務検定などがある。
    • 総合進学コース
      大学、短期大学、専門学校、就職と幅広い進路に対応できるコース。2年進級時に語学の時間が多いⅠ類と引き続き基礎学力を重視するⅡ類に分かれて学習する。Ⅰ類Ⅱ類ともに2年時からは「探求」の授業が導入され、自分の興味関心や進路に合わせて好きな教科の時間を多く選択して学ぶことが可能である。

概要

1927年に大阪府議会議員の有山福重郎と妹尾健太郎により関西初の高等女子職業学校として設立された。初代校長に東基吉が就任。2000年に現校名へ改称し、同時に男女共学を実施した。

校舎は本館・北館・南館からなる。本館と北館は阪急電鉄宝塚本線京都本線の線路の間に挟まれるように位置しており、南館は京都本線の南側にある。本館から南館へは京都本線の線路下を通る地下道でつながっており、校外に出ることなく行き来することができる。本館と南館の間にある京都本線の踏切の「女子職踏切」という名称は、旧校名の「大阪高等女子職業学校」に由来している。

建学の精神
誠実・勤勉を心がけ、豊かな教養とより深い人間性の育成を目指す。
教育目標
生徒一人ひとりの個性・人格を尊重した学習指導・生徒指導を本校教育の基本とし、人権尊重の精神・ゆたかな心・創造的な知性を持ち、自ら考え自らを律することのできる生き生きとした生徒を育てる。
校訓
「立志」「自立」「誠実」「勤勉」
英真学園の由来
英気にあふれ、ひたむきに真理を求める学園
校章の由来
 
校章
英真学園本館のシンボル塔をイメージした八角形のなかに、それぞれ男子と女子をあらわす二つの円の交わる大円で「男女共生」を、横に連なる4つの小さな円で校訓「立志」「自立」「誠実」「勤勉」を表現した。

沿革

  • 1927年 - 大阪高等女子職業学校として開校
  • 1932年 - 校歌(作詞:佐藤春夫、作曲:山田耕筰)制定
  • 1944年 - 淀川女子商業学校と改称
  • 1948年 - 学制改革により淀川高等学校となる
  • 1952年 - 淀川女子高等学校と改称
  • 1964年 - 普通科設置
  • 1968年 - 北館、食堂棟完成
  • 1977年 - 南館完成
  • 1982年 - 家政科廃止。普通科にコース制導入
  • 1987年 - 商業科にコース制導入
  • 1993年 - コース名改称
  • 1998年 - 新校舎(本館)完成
  • 1999年 - 英真学園高等学校と改称。男女共学化。商業科生徒募集停止決定[1]ICT教育推進に向けて、インターネット環境の再整備
  • 2007年 - 応援歌(作詞:鈴木真由美、作曲:西浦達雄)制定
  • 2009年 - 文理特進コース、情報進学コースの設置
  • 2014年 - 学習室の設置
  • 2017年 - ハッチプログラム(語学プログラム)の開始
  • 2018年 - 生徒用インターネット環境を本館に設置
  • 2019年 - 制服とホームページを完全リニューアル
  • 2025年 - コース再編(予定)「特進コース」「総合コース」「マンガ・イラストコース」

制服

   
標準スタイル
夏スタイル

2019年4月から現行の制服へと変更されている。

  • 標準スタイル(4月、11月 - 3月)
    男子:ジャケット(ラペルピン付き)、スラックス、長袖シャツ、ネクタイ
    女子:ジャケット(ラペルピン付き)、スカートまたはスラックス、長袖シャツ、リボンまたはネクタイ
  • 夏スタイル(6 - 9月)
    男子:ポロシャツ、半袖シャツと夏用スラックス
    女子:ポロシャツ、半袖シャツと夏用スカートまたは夏用スラックス
  • 移行期間:5月、10月(季節や気候に合わせた服装を標準スタイルや夏スタイル、オプション品から選択する)
  • 学校指定オプション品:長袖シャツ(パープル)、半袖シャツ(サックス、パープル)、ベスト、セーター、ダッフルコート、Pコート、スカート柄スラックス(女子のみ)、ネクタイ(女子のみ)
  • その他:インナーシャツは白色または黒色の無地。またシャツから見えないもの。ソックスは白色・黒色・紺色・グレーのもの。女子のタイツは黒色または紺色の無地のもの
  • 鞄・靴:通学鞄、靴は男女それぞれ学校指定のもの

学校行事

  • ポレポレウォーキング
    4月に開催される。「ポレポレ」とはスワヒリ語で「ゆっくり」「ぼちぼち」という意味。英真学園発着で25km淀川河川敷を歩く。1年生は全員、2・3年生は希望者が参加する。新年度最初の行事になるため、新入生にとってはクラスメイトと交流を深めることのできる重要なイベントになっている。
  • 学園祭
    6月に開催される。1年生はモザイクアートや巨大オブジェなどの教室展示、2年生はダンス、劇などの舞台発表、3年生は飲食物の模擬店を行う。
  • 進学合宿
    7月に滋賀県で3泊4日で実施される。文理特進コースのみ。
  • 海外語学研修
  • 芸術祭
    9月に開催される。文化部を中心に、普段の活動や作品の発表を行う。
  • 体育祭
    10月に東和薬品RACTABドーム(大阪府立門真スポーツセンター)で開催される。各学年赤・青・黄・黒の4団に別れて競技する。
  • 校外学習
    10月に実施。1年生はコースごと、2・3年生はクラスごとに行き先や活動内容、予算の使い方などを話し合って企画、実施する。
  • CUP
    「Clean Up Project」の略。11月に実施される。淀川の環境学習、発表を行い、淀川の河川敷の清掃活動も行う。
  • 教育旅行
    2年生の12月に実施。行き先は文理特進コースはマレーシアクアラルンプール。情報進学コースと総合進学コースは沖縄県石垣島
  • English Camp
    1年生の3月に実施される。文理特進コースのみ。長野県乗鞍高原のノーススターアルパインロッジにて英語でコミュニケーションを取りながらスノーボードスノーシューなどのアクティビティに取り組む。

部活動

交通

脚注

  1. ^ 公式ホームページにて公開されている「平成25年度事業報告」[1](2015年8月24日確認)によると、「商業科を廃止」する学則改定について、平成23年(注・2011年)11月26日に理事会・評議員会が承認し、平成24年(注・2012年)3月30日に大阪府知事が認可したこととなっている。
  2. ^ クラブ活動 - 英真学園高等学校

関連項目

外部リンク