若林尚樹
日本の芸術学者
若林 尚樹(わかばやし なおき、1959年 - )は、日本の芸術学者。札幌市立大学教授。博士(感性科学)。
1959年生まれ、石川県出身[1]。金沢美術工芸大学美術学部産業美術学科卒業後、同大大学院在学中、通商産業省製品科学研究所研修生となる[2]。1984年に筑波大学大学院芸術研究科修士課程を修了し、富士ゼロックス総合研究所工業デザイン研究室、資生堂宣伝部を経て[2]、1993年に岡山県立大学講師となる。1998年から同大助教授を務めた後、2000年に東京工科大学メディア学部助教授に就任した。2005年に同大教授となり、翌2006年に筑波大学大学院にて博士(感性科学)を取得[3]。2010年に東京工科大学デザイン学部教授に就任[4]。2017年4月より札幌市立大学デザイン学部教授を務める[5]。専門分野は、デジタルデザイン、情報デザインなど。
略歴
編集著書
編集単著
編集- 『ハイパーメディアデザイン――ホームページのための情報のデザイン』、画像情報教育振興協会、1996年12月
- 『ハイパーメディアデザイン――Webページのための情報のデザイン』、画像情報教育振興協会、2000年4月、ISBN 4-9066-6537-3
- 『Webインターフェイスで学ぶ――インタラクションと情報のデザイン』、オーム社、2011年2月、ISBN 4-2740-6841-2
共著
編集- (デザイニクス フォーラム)『コンピュータ・デザイニクス』、グラフィック社、1995年4月、ISBN 4-7661-0812-4
- (デザイン編CGテキストブック編集委員会)『デジタルイメージデザイン――デザイン編CG標準テキストブック』、画像情報教育振興協会、1996年1月、ISBN 4-9066-6504-7
- (原田泰)『WWWからはじめる情報デザイン』、画像情報教育振興協会、1998年4月、ISBN 4-9066-6522-5
脚注
編集- ^ 若林尚樹. “インターネットとの出会いが、デザインの可能性を広げた(筆者プロフィール)”. 「東日本大震災」復興と学び 応援プロジェクト. 河合塾. 2017年7月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月10日閲覧。
- ^ a b CG-ARTS協会 書籍・教材
- ^ a b 若林尚樹『ナビゲーションを活かした情報体験空間の設計方法 : 情報と知識の操作モデルの感性的な特徴にもとづいて』筑波大学〈博士(感性科学) 乙第2221号〉、2006年。 NAID 500000401877 。
- ^ 文部科学省大学設置室 学部等設置認可申請書類(平成21年10月) 東京工科大学デザイン学部教員名簿
- ^ “教員紹介 若林尚樹”. 札幌市立大学. 2023年5月10日閲覧。
外部リンク
編集- 東京工科大学教員紹介 若林 尚樹 - ウェイバックマシン(2015年5月2日アーカイブ分)
- J-GLOBAL - 若林 尚樹 【研究者】[リンク切れ]
- 月探査情報ステーション 若林研究室が運営に協力している。