芳賀町工業団地管理センター前停留場
芳賀町工業団地管理センター前停留場(はがまちこうぎょうだんちかんりセンターまえていりゅうじょう)は、栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台にある宇都宮ライトレール宇都宮芳賀ライトレール線の停留場。
芳賀町工業団地管理センター前停留場 | |
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停留場全景(2023年8月) | |
はがまちこうぎょうだんちかんりセンターまえ Haga Industrial Park Management Center (リブドゥコーポレーション 栃木芳賀工場前) | |
◄16 芳賀台 (0.5 km) (0.9 km) かしの森公園前 18► | |
所在地 | 栃木県芳賀郡芳賀町芳賀台 |
駅番号 | 17 |
所属事業者 | 宇都宮ライトレール |
所属路線 | ■宇都宮芳賀ライトレール線 |
キロ程 | 12.9[1] km(宇都宮駅東口起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線[2] |
開業年月日 | 2023年(令和5年)8月26日[3][4] |
備考 | 無人駅 |
本項では、当停留場に併設されている交通結節点「芳賀工業団地トランジットセンター」についても解説する。
概要
編集起点の宇都宮駅東口から17駅目の停留場で、栃木県道69号宇都宮茂木線の「管理センター前」交差点西側に建設されている[5]。仮称は「管理センター前」であった[6]。
芳賀町の中心駅として、「まちの玄関口」に位置づけられる停留場である[7][8]。当停留場から町内各地を結ぶバス路線や町内全域をカバーするデマンド交通の他、自動車、自転車とも連携する芳賀工業団地トランジットセンター(後述)が設置され、広域連絡を図る。
リブドゥコーポレーションが副停留場名称の命名権を購入し、「リブドゥコーポレーション栃木芳賀工場前」の副停留場名称を付与している[9][10]。
歴史
編集停留場構造
編集相対式ホーム2面2線で、宇都宮駅東口方面と芳賀・高根沢工業団地方面を向かい合わせで配置している[2]。
のりば
編集番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | ■ライトライン[11] | 下り | 芳賀・高根沢工業団地方面 |
2 | 上り | 宇都宮駅東口方面 |
利用状況
編集芳賀工業団地トランジットセンター
編集交通結節点として、路線バスターミナル、駐輪場、駐車場、芳賀町デマンド交通「ふれあいタクシーひばり」[14]乗降場、タクシー乗降場と連携した「芳賀工業団地トランジットセンター(芳賀TC)」も合わせて整備された[15]。芳賀バスターミナルの機能を移管するかたちで整備された。従前の芳賀バスターミナルの敷地は駐車台数69台[注釈 1]・駐輪台数20台のパークアンドライド駐車場として使用している[16]。
芳賀町が運営する「芳賀工業団地管理センター」の敷地内に、待合所やトイレ、駐輪場(20台)と2バースの路線バス乗降場、1バースのデマンド交通「ふれあいタクシーひばり」乗降場、1バースのタクシー乗り場を配したバスロータリーを「公共交通ゾーン」として新設した。また管理センターのテナント棟を改装し観光案内施設や休憩施設、サイクルステーション等を整備する予定[16]。整備費は約1億5,000万円[7]。
接続バス路線
編集芳賀TCでは、JRバス関東宇都宮支店が運行している以下のバス路線と接続している[17][18]。バス停留所名は「芳賀町工業団地管理センター前」となる。
- 1番乗り場(市塙駅方面、芳賀工業団地方面)
- [31] 赤羽工業団地・市塙線 芳賀町工業団地管理センター前 → 芳賀温泉ロマンの湯 → 祖母井 → 芳賀町役場東 → 上赤羽 → 花王前 → 市貝温泉入口 → 小貝口 → 市塙駅
※平日運行- [33] 芳賀町工業団地管理センター前 → 芳賀温泉ロマンの湯 → 祖母井 → 芳賀町役場東 → 上赤羽 → 市貝温泉入口 → 小貝口 → 市塙駅
※土休日運行
- [33] 芳賀町工業団地管理センター前 → 芳賀温泉ロマンの湯 → 祖母井 → 芳賀町役場東 → 上赤羽 → 市貝温泉入口 → 小貝口 → 市塙駅
- 2番乗り場(作新学院前方面、祖母井・祖陽が丘(うようがおか)・茂木駅方面)
- [11] 水都西線 作新学院前 - 芳賀町工業団地管理センター前 - 芳賀温泉ロマンの湯 - 祖母井 - 芳賀町役場東 - 祖陽が丘団地 - 市塙駅入口 - 天矢場 - 道の駅もてぎ北 - 茂木駅
- [15] 芳賀町工業団地管理センター前 - 芳賀温泉ロマンの湯 - 祖母井 - 芳賀町役場東 - 祖陽が丘団地 - 市塙駅入口 - 天矢場 - 道の駅もてぎ北 - 茂木駅(区間便)
- [41] 祖陽が丘循環線 芳賀町工業団地管理センター前 → 芳賀温泉ロマンの湯 → 祖母井 → 芳賀町役場東 → 祖陽が丘団地 → 芳賀町役場 → 芳賀温泉ロマンの湯 → 芳賀町工業団地管理センター前
- [42] 芳賀町工業団地管理センター前 → 芳賀温泉ロマンの湯 → 祖母井 → 芳賀町役場東 → 祖陽が丘団地(区間便)
なお、ICカード「totra」の利用者限定でLRTと路線バスとの乗継割引が実施されている。
上記以外には、モビリティリゾートもてぎでの大規模レース開催時にジェイアールバス関東・関東自動車が共同で当TCとモビリティリゾートもてぎ間を直行する予約制のシャトルバス「もてぎGPエクスプレス」が運行されている[19]。
停留場周辺
編集- 芳賀工業団地
- 芳賀工業団地管理センター
- ジェイアールバス関東宇都宮支店(窓口にて定期券(バス・LRT)や交通系ICカード「totra」の販売・交通系ICカードのチャージ等を取り扱い)
隣の停留場
編集- 宇都宮ライトレール
- ■宇都宮芳賀ライトレール線
- 快速(平日朝下りのみ運転)・各停
- 芳賀台停留場 (16) - 芳賀町工業団地管理センター前停留場 (17) - かしの森公園前停留場 (18)
- 快速(平日朝下りのみ運転)・各停
脚注
編集注釈
編集- ^ 開業時の駐車台数は55台であった。
出典
編集- ^ “普通旅客運賃三角表”. 宇都宮ライトレール株式会社 (2023年8月25日). 2023年8月30日閲覧。
- ^ a b “優先整備区間平面図”. 宇都宮市 (2022年1月19日). 2022年1月21日閲覧。
- ^ a b “芳賀・宇都宮LRTの開業日が決定しました”. 宇都宮市 (2023年6月2日). 2023年6月2日閲覧。
- ^ a b “LRT8月26日開業 宇都宮市と芳賀町、近く運輸開始認可手続きへ”. 下野新聞. (2023年5月31日) 2023年5月31日閲覧。
- ^ “LRTについて”. NOVEMEXT宇都宮. 2021年9月18日閲覧。
- ^ a b 『芳賀・宇都宮LRT停留場名称の決定について』(PDF)(プレスリリース)宇都宮市、2021年4月23日 。2021年9月18日閲覧。
- ^ a b “芳賀台の町工業団地にTC LRT『東の玄関口』 自家用車やタクシーも 乗り換え拠点へ”. 下野新聞朝刊24ページ地域面「芳賀版」. (2022年5月15日)
- ^ “LRTの整備等に係る取組状況について”. 芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会. 2022年1月24日閲覧。
- ^ 『芳賀・宇都宮LRT副停留場名称ネーミングライツが決定!』(プレスリリース)芳賀町、2023年2月21日 。2023年4月11日閲覧。
- ^ 『芳賀・宇都宮LRTのネーミングライツパートナー契約を締結』(プレスリリース)リブドゥコーポレーション、2023年2月21日 。2023年4月11日閲覧。
- ^ “LRTの愛称「ライトライン」に統一へ 車両、路線、運行会社で呼称ばらばら 宇都宮市、芳賀町などと協議意向” (日本語). 下野新聞. (2023年9月14日) 2023年9月15日閲覧。
- ^ “開業半年間のご利用状況について | 宇都宮ライトレール”. www.miyarail.co.jp. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “停留場ごとの乗降客数の推移を公表します (対1月比)”. 宇都宮ライトレール (2024年12月6日). 2024年12月16日閲覧。
- ^ “芳賀町デマンド交通「ふれあいタクシーひばり」”. 2023年1月19日閲覧。
- ^ “LRTの乗り継ぎ施設の検討状況について” (PDF). 宇都宮市. 2023年1月19日閲覧。
- ^ a b “(仮称)芳賀町工業団地トランジットセンターについて”. 芳賀・宇都宮基幹公共交通検討委員会 (2022年8月23日). 2023年1月19日閲覧。
- ^ “宇都宮支店管内路線バスの再編について”. JRバス関東宇都宮支店 (2023年8月3日). 2023年8月27日閲覧。
- ^ “広報「はが」令和4年10月号『LRT開業に合わせてバス路線を再編します!』”. 芳賀町都市計画課公共交通係 (2022年10月1日). 2023年1月19日閲覧。
- ^ 予約制直通シャトルバス「もてぎGPエクスプレス」 モビリティリゾートもてぎ 2023年9月10日閲覧
関連項目
編集外部リンク
編集- 芳賀町工業団地管理センター前 - 宇都宮ライトレール