花つみ日記
『花つみ日記』(はなつみにっき)は、吉屋信子原作の1939年の日本映画である。大阪の宗右衛門町を舞台に、花街の置屋の娘栄子(高峰秀子)と、東京からの転校生みつる(清水美佐子)との友情の物語。
花つみ日記 | |
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左から清水美佐子、高峰秀子。 | |
監督 | 石田民三 |
脚本 | 鈴木紀子 |
原作 | 吉屋信子 |
製作 | 青柳信雄 |
出演者 | 高峰秀子、葦原邦子、進藤英太郎 |
音楽 | 鈴木静一 |
撮影 | 山崎一雄 |
配給 | 東宝映画 |
公開 | 1939年10月21日 |
上映時間 | 73分 |
あらすじ
編集宗右衛門町の置屋の娘、篠原栄子(高峰秀子)の通う女学校に、佐田みつる(清水美佐子)が東京から転校してくる。ふたりはすぐに友達になるが、憧れの梶山先生(葦原邦子)をめぐって不仲になってしまう。まもなく栄子は、学校を辞めて舞妓として働くことになる。そんな折、梶山先生から、みつるの兄が招集されることを聞いた栄子は、千人針への刺繍を道行く人に求め、病気を押しながら街頭に立つ。
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高峰秀子
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左:葦原邦子
キャスト
編集スタッフ
編集ロケ地
編集大阪の各所でロケが行われ、のちの大阪大空襲でそのほとんどが焼失する戦前の大阪の町並み、建物などが映像に残されている。