船渡 佐輔(ふなど さすけ、1888年7月26日[1] - 1949年6月30日[2])は、日本の政治家衆議院議員(1期)。

船渡佐輔

経歴

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岐阜県出身[2]1910年早稲田大学商科卒[2]。農業及び山林業を営む。洞戸村長、洞戸郵便局長、関町会議員、岐阜県会議員となる[2]。ほかに岐阜県水産会長、岐阜県貨物自動車運送事業組合理事長を務める。

1942年第21回衆議院議員総選挙では岐阜1区(当時)から翼賛政治体制協議会の推薦を受けて当選する[3]。戦後は日本進歩党に入ったが、推薦議員のため公職追放となった[4]。追放中の1949年死去。(死去後の1951年に追放解除[5]。)

脚注

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  1. ^ 衆議院『第八十四回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1944年、17頁。
  2. ^ a b c d 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』561頁。
  3. ^ 『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』127頁。
  4. ^ 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年、一般該当者名簿71頁。公職追放の該当事項は「推薦議員」。
  5. ^ 『朝日新聞』1951年6月19日朝刊1面。

参考文献

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  • 日本国政調査会編『衆議院名鑑 第1回・1890年~第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
  • 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
  • 総理庁官房監査課編『公職追放に関する覚書該当者名簿』日比谷政経会、1949年。