舩橋晴雄
日本の官僚
舩橋 晴雄(ふなばし はるお、1946年(昭和21年)9月19日 - )は、日本の官僚。元国土交通審議官。シリウス・インスティテュート代表取締役。
略歴
編集- 1968年(昭和43年)9月12日 国家公務員採用上級甲種試験(法律)合格
- 1969年(昭和44年) 東京大学法学部卒業
- 1969年(昭和44年)7月 大蔵省入省(銀行局総務課)
- 1973年(昭和48年)7月 大蔵省国際金融局総務課企画調整係長[1]
- 1974年(昭和49年)7月8日 高田税務署長
- 大蔵省証券局流通市場課課長補佐
- 1978年(昭和53年)外務省在ベルギー日本国大使館[2]
- 1983年(昭和58年)6月16日 福岡国税局直税部長
- 1984年(昭和59年)6月20日 大蔵省大臣官房付
- 1984年(昭和59年)6月27日 大蔵省大臣官房文書課広報室長
- 1985年(昭和60年)6月25日 環境庁企画調整局環境保健部保健企画課長
- 1987年(昭和62年)6月1日 大蔵省大臣官房企画官
- 1988年(昭和63年)6月15日 大蔵省主税局国際租税課長
- 1989年(平成元年)5月15日 外務省在フランス日本国大使館参事官
- 1991年(平成3年)6月28日 大蔵省国際金融局金融業務課長
- 1992年(平成4年)6月26日 国税庁長官官房総務課長
- 1994年(平成6年)6月24日 大蔵省大臣官房参事官
- 1995年(平成7年)3月22日 東京税関長
- 1996年(平成8年)7月12日 国税庁課税部長
- 1997年(平成9年)7月11日 国税庁次長
- 1998年(平成10年)6月22日 証券取引等監視委員会事務局長
- 2000年(平成12年)6月30日 国土庁長官官房長
- 2001年(平成13年)1月6日 国土交通省政策統括官
- 2001年(平成13年)7月6日 国土交通審議官
- 2002年(平成14年)7月16日 退官
- 2003年(平成15年)2月 シリウス・インスティテュート株式会社代表取締役
- 2004年(平成16年)5月 一橋大学大学院国際企業戦略研究科客員教授
- 2005年(平成17年)3月 ケネディクス株式会社監査役
- 2005年(平成17年)6月 株式会社田中化学研究所監査役
- 2006年(平成18年)6月 鴻池運輸株式会社監査役
- 2007年(平成19年)4月 株式会社モリモト社外取締役
- 2007年(平成19年)12月 株式会社パソナグループ監査役
- 2009年(平成21年)6月 第一生命保険相互会社取締役
- 2017年(平成29年)4月 瑞宝重光章受章
著書
編集- 『イカロスの墜落のある風景――欧州経済史紀行』(創世記、1983年)
- 『鎖国の窓――異文化の受容と拒絶』(東急エージェンシー出版部、1986年)
- 『日本経済の故郷を歩く――蓮如から龍馬へ』(中央公論新社、2000年/中公文庫(上下)、2013年)
- 『あらためて経済の原点を考える――日本人の知恵と経済倫理』(かんき出版、2001年)
- 『新日本永代蔵――企業永続の法則』(日経BP社、2003年)
- 『「企業倫理力」を鍛える――誇りある会社をつくるシリウス・メソッド』(かんき出版、2007年)
- 『古典に学ぶ経営術三十六計』ウェッジ、2008年
- 『荻生徂徠の経営学 祀と戎』日経BP社、2010年
- 『経済六変 歴史から読む60の知恵』日経プレミアシリーズ(新書)、2010年
- 『中国経済の故郷を歩く』日経BP社、2014年
- 『純和風経営論』中央公論新社、2015年
- 『平安人物志 若冲・応挙・蕭白らを生んだ時代とその精神』中央公論新社、2016年
- 『藝術経営のすゝめ 強い会社を作る藝術の力』中央公論新社、2018年
- 『反「近代」の思想 荻生徂徠と現代』中央公論新社、2020年
脚注
編集- ^ 『職員録 第1部』大蔵省印刷局、1974年発行、497頁
- ^ https://www.morimoto-real.co.jp/image/20131001-02.pdf
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