與那嶺恵理
與那嶺 恵理(よなみね えり、1991年4月25日 - )は、大阪府堺市出身の女子自転車ロードレースおよびMTB・クロスカントリーおよびシクロクロス選手。Human Powered Health所属。
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基本情報 | |||||||||||||||||||||
本名 |
與那嶺 恵理 よなみね えり | ||||||||||||||||||||
生年月日 | 1991年4月25日(33歳) | ||||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||||||||||||||
出身地 | 大阪府堺市 | ||||||||||||||||||||
身長 | 160cm | ||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||
所属 | ラボラル・クチャ-ファンダシオン・エウスカディ | ||||||||||||||||||||
分野 |
ロードレース MTB・クロスカントリー(XC) シクロクロス | ||||||||||||||||||||
役割 | 選手 | ||||||||||||||||||||
プロ経歴 | |||||||||||||||||||||
2016 | ハーゲンスベルマン・スーパーミント | ||||||||||||||||||||
2016-2017 |
ポワトゥーシャラント・フュテュホスコープ・86 FDJ | ||||||||||||||||||||
2018 | Wiggle High5 | ||||||||||||||||||||
2019-2020 |
アレ・チポッリーニ アレ・BTCリュブリャナ | ||||||||||||||||||||
2021 | チームティブコ・SVB | ||||||||||||||||||||
2022-2023 | ヒューマンパワードヘルス | ||||||||||||||||||||
2024- | ラボラル・クチャ-ファンダシオン・エウスカディ | ||||||||||||||||||||
主要レース勝利 | |||||||||||||||||||||
日本選手権・ITT 2013,2015-2019 日本選手権・個人ロード 2013,2016-2019,2023-2024 日本選手権・MTB XC 2013,2014 ジャパンカップ 2012 ジャパンシクロクロスシリーズ2015-2016 | |||||||||||||||||||||
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最終更新日 2024年6月25日 |
来歴
編集1991年、大阪府堺市生まれ。神戸女学院中学、神戸女学院高校を経て筑波大学へ進学[1]。
2011年の夏に自転車に乗り始め[2]、2012年の個人タイムトライアルとロードレースの全日本選手権で2位となり[3][4]、一躍注目を浴びることとなる。その年のジャパンカップ女子オープンで優勝[5]、更にはツール・ド・おきなわでも優勝を果たす[6]。一方、マウンテンバイクのクロスカントリーにも参戦し、2012年はJCFジャパンシリーズ初挑戦で3位に入賞[7]。2位二回を獲得した[8][9]。
2013年、ロードレースでは個人タイムトライアルとロードレースの全日本選手権で優勝し[10][11]、全日本選手権タイトルの二冠を達成。マウンテンバイクでも全日本選手権に参戦し、1位でフィニッシュしたものの、規則違反により4位降格と判定された[12]。その後、日本スポーツ仲裁機構に申し立てた仲裁の結果、降格処分は取り消され、中込由香里と共に、この年の優勝者とすることが日本自転車競技連盟により決定された[13] [14] [15]。9月に行われたロードレースの世界選手権自転車競技大会個人タイムトライアルでは27位[16]、ロードレースでは40位[17]に入った。 また、12月に行われた全日本シクロクロス選手権大会では2位に入賞した[18]。
2014年、ロードレースでは個人タイムトライアルとロードレースの全日本選手権で共に2位となり[19][20]、全日本選手権タイトルを逃した。しかし、マウンテンバイクの全日本選手権で0番ゼッケンを付け、独走で優勝し、晴れてチャンピオンジャージに袖を通した[21]。世界選手権では個人タイムトライアルで14位、エリート女子ロードレースでは22位[22]。
2015年は全日本選手権個人タイムトライアルで優勝、ロードレースで2位、MTBクロスカントリーは3位となった[22]。世界選手権では個人タイムトライアルで18位。[23]、エリート女子ロードレースでは最終周回で落車し脳震盪を起こすも記憶の無いまま完走、63位となった[24]。
2016年はアジア選手権ロードレース4位、ジャパンシクロクロスシリーズ優勝。4月に、アメリカ籍の女子UCIプロチームHagens Berman Supermint(ハーゲンスベルマン・スーパーミント)との短期契約を締結した[25]。 全日本選手権個人タイムトライアル、ロードレースともに優勝。 リオデジャネイロオリンピック タイムトライアル15位、ロードレース17位となった。 同年8月12日より12月31日までフランスのUCIチームPoitou–Charentes.Futuroscope.86所属となっている。
2017年はFDJ Nouvelle Aquitaine Futuroscopeとプロ契約を行い、活動の拠点はヨーロッパワールドツアーとなった[26]。
2018年はWiggle High5 Pro Cyclingに移籍[27]。
2019年はAlé–Cipolliniに所属。
2020年はAlé BTC Ljubljanaに所属。
2020年東京オリンピック自転車競技では女子個人ロードレースで21位(3時間55分13秒)[28]、女子個人タイムトライアル決勝で22位(34分34秒97)だった[29]。
2024年パリオリンピックの自転車競技女子個人ロードレースでは26位(4時間4分23秒)だった[30]。
主な戦歴
編集- 全日本選手権ロードレース 2位
- 全日本選手権個人タイムトライアル 2位
- ジャパンカップサイクルロードレース 女子オープン 優勝
- 世界選手権自転車競技大会 個人タイムトライアル 27位、女子ロードレース 40位
- 全日本選手権個人タイムトライアル 優勝
- 全日本選手権ロードレース 優勝
- 全日本選手権マウンテンバイク 女子クロスカントリー 優勝
- 全日本シクロクロス選手権大会 2位
- 台湾KOMチャレンジ 優勝
- 世界選手権自転車競技大会 個人タイムトライアル 14位、エリート女子ロードレース 22位
- 世界選手権自転車競技大会マウンテンバイク クロスカントリー 60位 クロスカントリーエリミネーター 25位
- アジア選手権 カザフスタン・カラガンダ 個人タイムトライアル 2位
- 全日本選手権個人タイムトライアル 2位
- 全日本選手権ロードレース 2位
- 全日本選手権マウンテンバイク 女子クロスカントリー 優勝
- 全日本選手権個人タイムトライアル 優勝
- 全日本選手権ロードレース 2位
- 全日本選手権マウンテンバイク 女子クロスカントリー 3位
- 全日本シクロクロス選手権大会 3位
- 世界選手権自転車競技大会 個人タイムトライアル 18位、エリート女子ロードレース 63位
- 台湾KOMチャレンジ 優勝[31]
- シクロクロス世界選手権 34位
- 全日本選手権個人タイムトライアル 優勝
- 全日本選手権ロードレース 優勝
- リオデジャネイロオリンピック ロードレース 17位
- リオデジャネイロオリンピック タイムトライアル 15位
- ジャパンシクロクロスシリーズ優勝
- 全日本シクロクロス選手権大会 3位
2017年
2018年
2019年
- Omloop van het Hageland(ベルギー)12位
- Strada Bianche(イタリア)13位
- 全日本選手権個人タイムトライアル 優勝
- 全日本選手権ロードレース 優勝
- La Course by Le Tour de France(フランス)23位
2020年
- 世界選手権自転車競技大会 個人タイムトライアル 31位、女子ロードレース 21位
2021年
- 東京オリンピック自転車女子個人ロードレース 21位
- 東京オリンピック自転車女子個人タイムトライアル 22位
2022年
脚注
編集- ^ “躍り出た新星・與那嶺恵理 リオ五輪に照準” (2012年6月23日). 2017年3月8日閲覧。
- ^ 本人の旧ブログの表紙による
- ^ cyclowired.jp 全日本選手権個人タイムトライアル2012
- ^ cyclowired.jp 全日本選手権ロードレース2012
- ^ cyclowired.jp ジャパンカップ2012
- ^ cyclowired.jp ツール・ド・おきなわ2012
- ^ cyclist.sanspo.com MTBジャパンシリーズ クロスカントリー第4戦・富士見パノラマ
- ^ cyclist.sanspo.com MTBジャパンシリーズ クロスカントリー第5戦・富士見パノラマ
- ^ cyclowired.jp Jシリーズ2012XCO#7白馬
- ^ cyclowired.jp 全日本選手権タイムトライアル2013
- ^ cyclowired.jp 全日本選手権ロードレース2013
- ^ cyclowired.jp 全日本MTB選手権2013
- ^ "仲裁判断 JSAA-AP-2013-022"
- ^ "2014年2月28日に発表された公益財団法人日本スポーツ仲裁機構の仲裁判断について"
- ^ "2014年2月28日に発表された公益財団法人日本スポーツ仲裁機構の仲裁判断について (2)"
- ^ オランダのファンダイクがチームTTに続く金メダル獲得 與那嶺恵理は27位 - シクロワイアード
- ^ 独走に持ち込んだオランダのフォスが大会連覇 與那嶺恵理は40位 - シクロワイアード
- ^ シクロクロス全日本選手権2013エリート女子&ジュニア - シクロワイアード
- ^ 全日本選手権タイムトライアル2014
- ^ 全日本選手権ロードレース2014
- ^ 。全日本MTB選手権2014
- ^ a b http://eriyonamine.blogspot.jp/p/race-report.html
- ^ https://www.facebook.com/eri.yonamine.official/photos/a.1513185558905259.1073741828.1512326422324506/1679858962237917/
- ^ https://www.facebook.com/eri.yonamine.official/photos/a.1514778715412610.1073741829.1512326422324506/1681047928785687/
- ^ 與那嶺恵理がアメリカのUCIプロチーム、ハーゲンスベルマン・スーパーミントと契約、『シクロワイアード』
- ^ “與那嶺恵理がロードのシーズン入り アルデンヌクラシックが前半戦の目標” (2017年2月6日). 2017年3月8日閲覧。
- ^ “與那嶺恵理が女子強豪チーム「Wiggle High5」へ移籍、「また大きな挑戦にワクワク」”. cyclist (2017年11月13日). 2018年1月29日閲覧。
- ^ “五輪 自転車 女子個人ロードレース 與那嶺21位 金子43位”. 日本放送協会. (2021年7月25日)
- ^ “與那嶺恵理は22位 自転車女子個人ロードタイムT決勝”. 産経新聞 2021年7月28日閲覧。
- ^ “自転車女子個人ロードレース 與那嶺恵理は26位 パリ五輪”. NHK 2024年8月6日閲覧。
- ^ https://www.cyclist.org.tw/webpic/1446266830.pdf
関連項目
編集- 武井亨介 - 與那嶺の師匠にあたる