臭化ルビジウム
臭化ルビジウム(しゅうかルビジウム、英: rubidium bromide)は、ルビジウムの臭化物である。格子定数が 6.85 Åの塩化ナトリウム型結晶構造を持つ[1]。
臭化ルビジウム | |
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臭化ルビジウム | |
別称 臭化ルビジウム(I) | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 7789-39-1 |
特性 | |
化学式 | RbBr |
モル質量 | 165.37 g/mol |
外観 | 白色の結晶 |
密度 | 3.350 g cm-3 |
融点 |
693 °C (966 K) |
危険性 | |
EU Index | 記載無し |
引火点 | 無し |
関連する物質 | |
その他の陰イオン | フッ化ルビジウム 塩化ルビジウム ヨウ化ルビジウム |
その他の陽イオン | 臭化リチウム 臭化ナトリウム 臭化カリウム 臭化セシウム |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
臭化ルビジウムは、水酸化ルビジウムと臭化水素酸を反応させるか、臭化水素酸を炭酸ルビジウムで中和させて合成する。
金属ルビジウムと臭素を直接反応させて合成することもできるが、金属ルビジウムは炭酸塩や水酸化物に比べて高価であり、また、爆発的に反応するため適切な合成法ではない。
脚注
編集参考文献
編集- WebElements. URL accessed March 1, 2006.