自然学小論集
『自然学小論集』(しぜんがくしょうろんしゅう、希: Μικρὰ φυσικά、羅: Parva Naturalia)とは、古代ギリシャの哲学者アリストテレス名義の、人間にまつわる自然哲学小論文7篇を、まとめたもの。
構成
編集以下の7つの小論群から成る[1]。
- 『感覚と感覚されるものについて』(希: Περὶ αἰσθήσεως καὶ αἰσθητῶν、羅: De sensu et sensibilibus、英: On Sense and Sensibilia)
- 『記憶と想起について』(希: Περί μνήμης και αναμνήσεως、羅: De memoria et reminiscentia、英: On Memory and Reminiscence)
- 『睡眠と覚醒について』(希: Περὶ ύπνου και εγρηγόρσεως、羅: De somno et vigilia、英: On Sleep and Sleeplessness)
- 『夢について』(希: Περὶ ἐνυπνίων、羅: De insomniis、英: On Dreams)
- 『夢占いについて』(希: Περὶ τῆς καθ᾽ ὕπνον μαντικῆς、羅: De divinatione per somnum、英: On Divination in Sleep)
- 『長命と短命について』(希: Περὶ μακροβιότητος καὶ βραχυβιότητος、羅: De longitudine et brevitate vitae、英: On Length and Shortness of Life)
- 『青年と老年について、生と死について、呼吸について』(希: Περὶ νεότητος καὶ γήρως, καὶ ζωῆς καὶ θανάτου, καὶ ἀναπνοῆς、羅: De Juventute et Senectute, De Vita et Morte, De Respiratione、英: On Youth, Old Age, Life and Death, and Respiration)
内容
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日本語訳
編集脚注・出典
編集- ^ 『アリストテレス全集 6』岩波書店のように、最後の『青年と~』の『呼吸について』の部分を分割して、8つにしたものもある。