自分の説明書(じぶんのせつめいしょ)とは、血液型占いの一種である。

自身に当てはまっている項目のチェックから自身の性格や様式を知ることのできる占いである。さまざまなメディアに登場しており、書籍ゲームソフト携帯電話の使用によるコミュニケーションができるサイト、しゃべる時計などが存在している。

これは2007年9月に文芸社から出版されたJamais Jamais(じゃめじゃめ)による著書『B型自分の説明書』に端を発する。同書は当初自費出版で1000部が出版されたが[1]、山形県の書店から人気に火がつき[2]、新聞・雑誌・テレビ番組・芸能人のブログなどでも取り上げられ[2]、やがて全国的なベストセラーになる程の売り上げに至った[2]と共に、他の血液型も対象とした書籍が出版されるという形でシリーズ化した。2008年8月までに主要な血液型であるA型B型O型AB型のすべての書籍が刊行され、2008年度のトーハン日販オリコンの年間ベストセラーランキングで4作がすべてトップ10入りした[3][4][5]。文芸社によると2009年時点での累計発行部数はA型が135万部、B型が165万部、AB型が92万部、O型が148万部[1]。2009年12月には『I型自分の説明書』も刊行された。また、2012年12月には「選択」をテーマにした[6]続編が4冊同時発売された。

書籍シリーズ一覧

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単行本

文庫版

脚注

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  1. ^ a b 「自費出版」ベストセラーの奇跡、PRESIDENT Online、2010年4月3日。(『プレジデントフィフティプラス』2009年7月15日号)
  2. ^ a b c “自分の説明書”、自費出版から全国的ヒットへ、ORICON NEWS、2008年4月24日。
  3. ^ 2008年 年間ベストセラー” (pdf). トーハン. 2024年12月12日閲覧。
  4. ^ 【オリコン年間“本”ランキング】今年の書籍業界は“血液型説明書”が席巻、ORICON NEWS、2008年12月15日。
  5. ^ 取次の年間ベストセラー、1位はハリポタ ベスト10に文芸社が並んだ、文化通信、2008年12月3日。
  6. ^ 書籍裏表紙より。

関連項目

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外部リンク

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