膝車
概要
編集前から相手の重心の掛かった脚の膝に足を当て、当てた自分の足を支点にして回転させる様にして投げる技。
同じく、前から相手の足首にあてると、支釣込足になり、相手の足や膝を払う様に投げると、払釣込足になる。
元は、柔道において、最初に教えられていた初歩の技であった。
変化
編集腿車
編集腿車(ももぐるま)は前から相手の重心の掛かった腿に足を当て、当てた自分の足を支点にして回転させる様にして投げる膝車[1]。1982年の「講道館柔道の投技の名称」制定に際しては講道館では新名称の候補に挙がったが膝車の一つの場合とすることになり、採用されなかった[2]。
小内返
編集小内返(こうちがえし)は相手の右脚での小内刈をかわして右足での膝車で返す[3]膝車。1959年の書籍『柔道十講』で紹介されている。柔道家の醍醐敏郎は1991年の講道館機関誌『柔道』で、これは膝車だとしている[4]。講道館で定めた小内返とは異なる技である。
脚注
編集外部リンク
編集- 膝車 / Hiza-guruma - YouTube KODOKANチャンネル
- 膝車|柔道チャンネル
- 柔道 膝車のコツ - ウェイバックマシン(2006年2月25日アーカイブ分)