腹直筋
前腹壁の中を走る前腹筋の一つ(腹筋)
腹直筋(ふくちょくきん、英語: rectus abdominis)は、腹部の筋肉のうち前腹壁の中を走る前腹筋の一つ。一般的に腹筋(ふっきん)として知られる。
腹直筋 | |
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The human rectus abdominis muscle. | |
ラテン語 | musculus rectus abdominis |
英語 | Rectus abdominis muscle |
グレイの解剖学 | 書籍中の説明(英語) |
第5〜第7肋軟骨, 胸骨の剣状突起 | |
肋間神経 |
恥骨の恥骨結合部、および恥骨結節上縁を起始とし上方に向かい第5〜第7肋軟骨と剣状突起に付着する。途中で3〜4個の腱画により分画されている。腹筋群を構成する筋肉のうち、最も表層に位置している。
体幹部の屈曲や回旋、側屈に関与し、呼吸にも寄与している。また、腹圧を加える作用があり、それによって排便や分娩、咳などにも寄与している。
Rectus abdominisは、「rectus=まっすぐな」、「abdomen=腹」よりきている。
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腹直筋鞘
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Rectus sheasth: 腹直筋鞘、External abdominal oblique muscle: 外腹斜筋
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Rectus abdominis muscle: 腹直筋、Transversalis fascia: 腹横筋膜
関連項目
編集- 腹
- 腱画
- 陰茎わな靱帯(陰核わな靱帯)
- 解剖学/人間の筋肉の一覧
- シットアップ:w:Sit-up (exercise)