脇ノ沢駅
岩手県陸前高田市にある東日本旅客鉄道の駅
脇ノ沢駅(わきのさわえき)は、岩手県陸前高田市米崎町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)大船渡線BRT(バス高速輸送システム)のバス停留所である。元々は同社の大船渡線の鉄道駅であった。
脇ノ沢駅 | |
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盛方面のりば(2021年9月) | |
わきのさわ Wakinosawa | |
◄高田病院 (0.7 km) (2.1 km) 西下► | |
岩手県陸前高田市米崎町 | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■大船渡線BRT |
キロ程 |
26.3 km(気仙沼起点) 一ノ関から88.3 km |
駅構造 | 地上駅 |
乗車人員 -統計年度- |
22人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 2013年(平成25年)3月2日[* 1] |
備考 | 無人駅 |
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脇ノ沢駅 | |
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ホーム(2009年8月) | |
わきのさわ Wakinosawa | |
◄陸前高田 (2.9 km) (4.5 km) 小友► | |
岩手県陸前高田市米崎町字脇の沢123[** 1] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■大船渡線 |
キロ程 | 88.3 km(一ノ関起点) |
電報略号 | ワサ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
開業年月日 | 1933年(昭和8年)12月15日[2] |
廃止年月日 | 2020年(令和2年)4月1日[** 2] |
備考 | 無人駅[1] |
歴史
編集- 1933年(昭和8年)12月15日:開業[2]。
- 1960年(昭和36年)5月23日:1960年チリ地震による津波で冠水、当駅 - 小友駅間で長期にわたり不通になる。
- 1962年(昭和37年)3月1日:貨物の取扱を廃止[2]。
- 1983年(昭和58年)3月10日:荷物扱いを廃止[3]。無人化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[2]。
- 2011年(平成23年)3月11日:東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の津波により壊滅状態となる[5]。
- 2013年(平成25年)3月2日:BRTにより仮復旧。県道上に駅を移設。
- 2020年(令和2年)4月1日:気仙沼駅 - 盛駅間の鉄道事業廃止により、鉄道駅としては廃駅となる[6][7]。
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盛方面のりば(2013年9月)
駅構造
編集BRTの運行開始にあたり、当駅前後は一般道走行区間となり、県道上に移設。盛方面のりば側にBRT用の駅舎が設置された。陸前高田方面のりばはバスポールのみの設置である。
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駅全景(2020年9月)。左手前が陸前高田・気仙沼方面、右奥が盛方面のりば。
旧鉄道駅
編集利用状況
編集JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は22人である[利用客数 1]。
2013年度(平成25年度)以降の推移は以下のとおりである。
乗車人員推移 | ||
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年度 | 1日平均 乗車人員 |
出典 |
2013年(平成25年) | 12 | [利用客数 2] |
2014年(平成26年) | 13 | [利用客数 3] |
2015年(平成27年) | 18 | [利用客数 4] |
2016年(平成28年) | 21 | [利用客数 5] |
2017年(平成29年) | 20 | [利用客数 6] |
2018年(平成30年) | 35 | [利用客数 7] |
2019年(令和元年) | 25 | [利用客数 8] |
2020年(令和 | 2年)20 | [利用客数 9] |
2021年(令和 | 3年)20 | [利用客数 10] |
2022年(令和 | 4年)21 | [利用客数 11] |
2023年(令和 | 5年)22 | [利用客数 1] |
駅周辺
編集鉄道駅は広田湾に面した脇ノ沢漁港前に設置されていたが、BRTの駅は北東に約1.4キロメートル離れた、箱根山の山裾を通る県道38号のバイパス区間に設けられた。
隣の停留所
編集かつて存在した鉄道路線
編集- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■大船渡線
- 陸前高田駅 - 脇ノ沢駅 - 小友駅
脚注
編集記事本文
編集- ^ a b c 『週刊 JR全駅・全車両基地』 56号 新庄駅・気仙沼駅・鳴子温泉駅ほか80駅、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年9月15日、26頁。
- ^ a b c d 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、486頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第212号”. 官報 (16828). (1983年3月9日)
- ^ 「「通報」●大船渡線矢越駅ほか10駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1983年3月9日、2面。
- ^ “被災地発・陸前高田6:壊滅した高校、図書館、病院、駅……”. ケンプラッツ (2011年3月22日). 2011年3月26日閲覧。
- ^ 『気仙沼線(柳津〜気仙沼間)及び大船渡線(気仙沼〜盛間)における鉄道事業の廃止の日の繰上げの届出について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2020年1月31日。オリジナルの2020年2月4日時点におけるアーカイブ 。2020年2月6日閲覧。
- ^ 『鉄道事業の廃止の届出に係る廃止の日の繰上げについて』(PDF)(プレスリリース)国土交通省東北運輸局、2020年1月29日。オリジナルの2020年2月1日時点におけるアーカイブ 。2020年2月6日閲覧。
利用状況
編集- ^ a b “BRT駅別乗車人員(2023年度)”. 東日本旅客鉄道. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月14日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2018年9月17日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月24日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月19日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2020年度)”. 東日本旅客鉄道. 2021年7月10日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2021年度)”. 東日本旅客鉄道. 2022年8月13日閲覧。
- ^ “BRT駅別乗車人員(2022年度)”. 東日本旅客鉄道. 2023年7月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年7月7日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 駅の情報(脇ノ沢駅):JR東日本