能登鹿島駅

石川県鳳珠郡穴水町曽福にあるのと鉄道の駅

能登鹿島駅(のとかしまえき)は、石川県鳳珠郡穴水町曽福(そぶく[3])にある[4]のと鉄道七尾線である。

能登鹿島駅
駅舎(2010年3月6日撮影)
のとかしま
NOTO-KASHIMA
(能登さくら駅)
西岸 (4.3 km)
(6.3 km) 穴水
地図
所在地 石川県鳳珠郡穴水町曽福イ-1[1]
北緯37度10分47.5秒 東経136度53分53.2秒 / 北緯37.179861度 東経136.898111度 / 37.179861; 136.898111 (能登鹿島駅)座標: 北緯37度10分47.5秒 東経136度53分53.2秒 / 北緯37.179861度 東経136.898111度 / 37.179861; 136.898111 (能登鹿島駅)
所属事業者 のと鉄道
所属路線 七尾線
キロ程 26.8 km(七尾起点)
電報略号 トシ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年度-
4人/日
-2019年-
開業年月日 1932年昭和7年)8月27日[2]
備考 無人駅
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桜(さくら)の名所であることから「能登さくら駅」という愛称があり、花見シーズンには観光名所となる[5][6][7]。この桜は1932年昭和7年)の駅開業を祝って地元住民がホーム沿いにソメイヨシノを植えたのが始まりで[8][9][7]、約110本が春になると「桜のトンネル」をつくる[10][11]。夜桜が咲く頃にはぼんぼり提灯の点灯とライトアップが行なわれる[12][7]

1999年平成11年)、第1回中部の駅百選の一つに選ばれた。

歴史

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駅構内

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相対式ホーム2面2線[17]を有し、列車交換が可能な地上駅である[2]。上りホーム側に駅舎があり、下りホームへは穴水駅寄りの構内踏切で連絡している。終日無人駅[11]。また、駅舎は待合室のみで、自動券売機は設置されていない。

のりば

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ホーム 路線 方向 行先
駅舎側 七尾線 上り 七尾金沢方面
反対側 下り 穴水行き

※案内上ののりば番号は設定されていない。

駅周辺

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その他

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2021年5月21日NHK総合にて放送された『ドキュメント72時間』「能登半島 桜咲く無人駅で」では、当駅を舞台に撮影が行われた[18][19][20]

隣の駅

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のと鉄道
七尾線
西岸駅能登鹿島駅穴水駅

脚注

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  1. ^ 能登鹿島駅 – のと鉄道”. のと鉄道. 2024年6月10日閲覧。
  2. ^ a b c 川島 2010, p. 59.
  3. ^ 石川県 鳳珠郡穴水町 曽福の郵便番号 - 日本郵便”. 郵便局. 日本郵便. 2024年6月10日閲覧。
  4. ^ a b 加藤豊大「「美しいサクラ」満足 能登鹿島駅に花見客」『北陸中日新聞Web』中日新聞北陸本社、2021年4月4日。2021年6月5日閲覧。
  5. ^ 観光ガイド 能登さくら駅”. 穴水町役場観光交流課. 2024年5月6日閲覧。
  6. ^ 桜開花心待ち、ぼんぼり設置 穴水「さくら駅」」『北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ』北國新聞社、2020年3月30日。2020年6月21日閲覧。
  7. ^ a b c 岩間昌子『ローカル鉄道の解剖図鑑』エクスナレッジ、2016年10月22日、112頁。ISBN 978-4-7678-2217-4 
  8. ^ a b c d 朝日 2011, p. 21.
  9. ^ さくら駅、満開 穴水」『北國新聞』北國新聞社、2021年4月3日。オリジナルの2021年4月4日時点におけるアーカイブ。2021年9月28日閲覧。
  10. ^ 松井英幸「今年も染まった桜沿線」『産経新聞産経新聞社、2024年4月28日、朝刊、特集面。2024年5月6日閲覧。
  11. ^ a b c d 村松拓「視界を埋め尽くす桜と海のコラボ 石川県・能登鹿島駅」『朝日新聞デジタルマガジン & Travel』2021年3月22日。2021年6月5日閲覧。
  12. ^ 春の足音、桜名所にぼんぼり=能登鹿島駅―石川・穴水町」『時事通信時事通信社、2024年3月31日。2024年5月6日閲覧。
  13. ^ 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、154頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  14. ^ a b c 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日、246頁。ISBN 978-4-7770-1336-4 
  15. ^ 「日本国有鉄道公示第642号」『官報』1972年3月14日。
  16. ^ 「通報 ●横山駅ほか9駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報日本国有鉄道総裁室文書課、1972年3月14日、4面。
  17. ^ 川島 2010, p. 39.
  18. ^ @nototetsu (2021年4月29日). "来月放映ですっ". X(旧Twitter)より2021年5月14日閲覧
  19. ^ ドキュメント72時間「能登半島 桜咲く無人駅で」”. NHK. 2021年5月14日閲覧。
  20. ^ NHK「ドキュメント72時間」5/21はのと鉄道「桜咲く無人駅」が舞台」『マイナビニュースマイナビ、2021年5月17日。2021年5月21日閲覧。

参考文献

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  • 川島令三『【図説】日本の鉄道 中部ライン 全線・全駅・全配線 第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』講談社、2010年9月20日。ISBN 978-4-06-270066-5 
  • 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』28号 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道、朝日新聞出版、2011年10月2日。 

関連項目

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外部リンク

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