聖園女学院中学校・高等学校
神奈川県藤沢市にある中学校
(聖園女学院高等学校から転送)
聖園女学院中学校・高等学校(みそのじょがくいんちゅうがっこう・こうとうがっこう、英: Misono Girls' Junior & Senior High School[6])は、神奈川県藤沢市みその台に所在し、中高一貫教育を提供する私立カトリック系の女子中学校・高等学校である。
聖園女学院中学校・高等学校 | |
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聖園女学院 遠景 2017年4月19日撮影 | |
北緯35度21分13.80秒 東経139度28分38.20秒 / 北緯35.3538333度 東経139.4772778度座標: 北緯35度21分13.80秒 東経139度28分38.20秒 / 北緯35.3538333度 東経139.4772778度 | |
過去の名称 | 聖園女学院高等女学校 |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人南山学園 |
理念 | イエスの聖心の愛を伝える教育 |
校訓 | 信念・精励・温順 |
設立年月日 | 1946年4月 |
創立記念日 | 5月31日 |
創立者 | 聖園テレジア (Theresia Misono)[1] |
共学・別学 | 男女別学(女子校) |
中高一貫教育 | 完全一貫制→併設型中高一貫 |
課程 | 全日制課程 |
単位制・学年制 | 学年制 |
設置学科 | 普通科 |
学期 | 2学期制 |
学校コード |
D114320500084 高等学校) C114320500031 (中学校) | (
高校コード | 14556E |
所在地 | 〒251-0873 |
外部リンク | 聖園女学院公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
概要
編集名古屋市に本部を置く学校法人南山学園の管轄である。完全中高一貫校だったが、2024年度より高校募集を再開する[7]。
毎日の朝礼時・終礼時に祈りを捧げて聖歌を歌い、6月と9月、11月、12月、2月にミサ[8][9]を開く。「マリアホール」「イエスの聖心聖堂」などがある[10]。
学級は、ばら組・ゆり組・すみれ組・きく組と花の名前である。生徒数の減少により、2015年度からきく組は設置していない[11][12]。各組は30 - 40名程度[13]で、中学1年生 - 中学3年生の英会話は、1組を2つに分けて少人数で授業する。英語の授業は高校1年生から習熟度別に分ける。高校2年生からは、文系理系に分かれ、選択科目も科目により習熟度別[14]を採る。
学校行事は入学式(4月)、球技大会(5月)、ミサ(6月、9月、11月、12月、2月)、聖園祭(9月)、クリスマスキャロル・クリスマスタブロ(12月)、卒業式(3月)などがある。
近年では、中高6年間を通してSDGsに関する総合学習・探究活動によって、教科の枠に収まらない人間教育にも力を入れている[15]。
姉妹校
編集附属校
編集- 聖園女学院附属聖園幼稚園
- 聖園女学院附属聖園マリア幼稚園
提携校
編集沿革
編集(沿革節の主要な出典は公式サイト[1])
- 1920年(大正9年) - 聖心の布教姉妹会を創立する。
- 1946年(昭和21年)4月 - 聖心の布教姉妹会第3代総長の聖園テレジア (Theresia Misono) が、藤沢海軍航空隊跡地[16]に、旧制の高等女学校として聖園女学院高等女学校を開校する。
- 1947年 - 聖園女学院小学校を併設する。
- 1948年 - 学制改革で聖園女学院高等学校に名称を変更し、2月28日に聖園女学院中学校を設立する。
- 1951年 - 学校法人聖園女学院とし認可される。
- 1965年 - 聖園テレジアに西ドイツから名誉勲章を贈与される。
- 1976年 - 完全中高一貫教育制へ移行し、中高完全6年一貫教育を開始する。
- 1979年 - 聖園女学院小学校を休校。
- 1990年(平成2年) - 全校舎の改築工事が完成する。
- 2004年 - 聖園女学院小学校を閉校。
- 2005年2月14日 - 旧日本軍高射砲陣地跡に体育館の工事中、機関砲弾約1200発が発見される。
- 2006年 - 新文化体育施設「マリアホール」が完成する。
- 2014年 - 2016年4月に学校法人南山学園と学校法人聖園学院が法人合併することに向けた協議を開始[17]する。
- 2015年 - 学校法人南山学園と学校法人聖園学院が合併の契約を締結する[18]。イエスの聖心聖堂[19](みこころ聖堂)が完成する。
- 2016年
- 4月 - 学校法人南山学園と合併する。
- 6月 - 学校法人南山学園と学校法人聖園女学院の合併記念ミサを行う。
- 2017年 4月 - 学校法人南山学園第9代理事長のミカエル・カルマノ (Michael CALMANO) が校長に就任する。
アクセス
編集制服
編集部活動
編集(部活動節の主要な出典は公式サイト[21])
運動部
編集文化部
編集その他
編集著名な出身者
編集その他
編集脚注
編集- ^ a b c “聖園女学院の歴史 | 聖園女学院について”. 聖園女学院中学校・高等学校. 2024年2月6日閲覧。
- ^ a b 藤沢本町駅付近や白旗交差点(国道467号)付近街頭に掲示してある地域案内地図による。
- ^ a b 『藤沢の地名』1997年、第3版。 136,146頁。
- ^ a b 『ぜんぎょうを知ろう!ふる里再発見 -善行の古道を歩いて名跡を訪ねる-』平成26年3月。 4-7頁。
- ^ a b “ぜんぎょうを知ろう!ふる里再発見 -善行の古道を歩いて名跡を訪ねる-(1頁から13頁のうちの4頁から7頁)” (pdf). 善行市民センター. 2018年9月5日閲覧。
- ^ “Misono Girls' Junior & Senior High School”. 聖園女学院中学校・高等学校. 2024年2月6日閲覧。
- ^ 「2024年度 高校入試導入」のお知らせ 聖園女学院中学校・高等学校 2023.05.31
- ^ “生徒の活動|聖園女学院中学校・高等学校”. 聖園女学院. 2019年1月5日閲覧。
- ^ “聖園女学院中学校・高等学校(藤沢市みその台)”. ビタミンママ. 2019年1月14日閲覧。
- ^ “施設紹介 | 学院生活”. 聖園女学院中学校・高等学校. 2024年2月6日閲覧。
- ^ “聖園女学院中学校:2017学校説明会レポート”. SAPIX. 2018年12月28日閲覧。
- ^ “信念・精励・温順。神とともに生きる庭「 聖園 」に咲く、多彩な花 。”. 2018年12月28日閲覧。
- ^ “聖園女学院中学校の学校情報”. 2018年12月28日閲覧。
- ^ “聖園女学院 学校パンフレット”. 聖園女学院. 2019年1月10日閲覧。
- ^ 多彩なプログラムで 自分に適した進路を模索 - 聖園女学院中学校【進学通信 2022年神奈川版】|中学受験版スクールポット
- ^ 藤沢海軍航空隊敷地内に位置した藤沢カントリー倶楽部跡地でもある。
- ^ “学校法人聖園学院と学校法人南山学園との法人合併協議開始について” (PDF). 学校法人聖園学院 (2014年7月7日). 2024年2月6日閲覧。
- ^ “学校法人南山学園と学校法人聖園学院との法人合併契約の締結について” (PDF). 学校法人南山学園 (2015年6月16日). 2024年2月6日閲覧。
- ^ Misono School Guide - ウェイバックマシン(2017年6月15日アーカイブ分)
- ^ “2020 南山学園概要 ページ 19”. 南山大学. 2024年2月6日閲覧。
- ^ “部活動・聖歌隊 | 学院生活”. 聖園女学院中学校・高等学校. 2024年2月6日閲覧。
- ^ “神奈川県全私立中学・高校プロフィール 聖園女学院” (PDF). 神奈川県私立中学高等学校協会. 2024年2月6日閲覧。
- ^ 『ふじさわの大地-人々の暮らしと自然-』6頁 藤沢市地質図。
- ^ 『藤沢の地名』1997年、第3版。 130,144頁。
参考文献
編集- 藤沢の自然 編集委員会 編『ふじさわの大地-人々の暮らしと自然-』藤沢市教育文化センター、2002年3月26日。
- 日本地名研究所, ed. (1997-03-31), 藤沢の地名 (第3版 ed.), 藤沢市自治文化部市民活動課
- ぜんぎょうを知ろう!ふる里再発見編集委員会 編『ぜんぎょうを知ろう!ふる里再発見 -善行の古道を歩いて名跡を訪ねる-』善行市民センター、2014年3月。
関連項目
編集外部リンク
編集- 聖園女学院公式サイト
- 聖園女学院 (MisonoJogakuin) - Facebook
- 南山学園公式サイト