聖ロンギヌス
聖ロンギヌス(Longinus)は、ローマ帝国の百卒長。イエス・キリストがゴルゴタの丘で磔になった際に、生死を確かめるために(処刑するためとも)その脇腹に槍を突き刺したとされる。
聖ロンギヌス | |
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![]() イエスの脇腹に槍を刺すロンギヌス(フラ・アンジェリコ画) | |
他言語表記 | Longinus |

概要
編集福音書のいずれにもこの者の名前は記されておらず、外典の1つ『ピラト行伝』にその名前を見出すことができる。
彼は盲目(もしくは目が不自由、白内障とも)で、イエスの脇腹を槍で刺した際にイエスの血が眼に入り、視力を取り戻したという。このことから彼は改心し、その後洗礼を受けたとされる。