翻刻(ほんこく)とは、古文書・古典籍・石碑などに残された古い時代の文字を読み取り、活字化(テキスト化)することである[1]

または単に既存の文書・書籍の内容をそのままに再印刷・出版すること[2]。この場合、出版先は、活版本だけでなく、文字通りの刻む本、つまり木版本なども含まれる。また、石碑の内容を写した別の石碑を建てる場合にも翻刻の語は使われる。

脚注

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  1. ^ 橋本雄太 (2020-11-01). “AI文字認識とクラウドソーシングを組み合わせた歴史資料の大規模テキスト化”. 人工知能 Vol.35 No.6(2020年11月号) (人工知能学会): 754. https://books.google.co.jp/books?id=EMkKEAAAQBAJ&newbks=1&newbks_redir=0&pg=PA754 2023年3月2日閲覧。. 
  2. ^ 水野錬太郎 (1899). 著作権法要義. 明法堂. p. 11. https://books.google.co.jp/books?id=fDXW25-mTBMC&pg=PP21 2023年3月2日閲覧. "翻刻とは文書図書を其の儘に模写印刷するの謂にして"