緋剣のバリアント
『緋剣のバリアント』(ひけんのバリアント)は、小山タケルによる日本のライトノベル。イラストはマニャ子が担当している。富士見ファンタジア文庫(富士見書房)にて2012年11月から2013年3月まで刊行された。第24回前期ファンタジア大賞銀賞受賞作(受賞時のタイトルは「森の樵(ランバージャック)は陽気に笑う」)[1]。
緋剣のバリアント | |
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ジャンル | ファンタジー[1] |
小説 | |
著者 | 小山タケル |
イラスト | マニャ子 |
出版社 | 富士見書房 |
レーベル | 富士見ファンタジア文庫 |
刊行期間 | 2012年11月20日 - 2013年3月19日 |
巻数 | 全2巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル |
ポータル | ライトノベル |
あらすじ
編集世界に7本存在する霊樹を崇めている大陸世界を舞台に、霊樹イリューネの調査中に少年・アーカイルドと霊樹師の少女・ニキの出会いと、霊樹を巡る物語を描いている。
登場人物
編集- アーカイルド=テンゼン
- ニキが調査中に出会った少年。「バリアント」を名乗っている。赤髪で、赤色系統の外套を身に着けている。
- ニキ=ミスクライラ
- 国家霊樹師の少女。国家連合の一員である証を携帯している。5000年以上に渡って育っている霊樹「イリューネ」の調査中にアーカイルドと出会う。
評価
編集第24回前期ファンタジア大賞で審査員を務めた葵せきなは本作を以下のように評している。
ストーリーも文章力も非常に高レベルです。キャラクターも立っていますし、二話入っているのもお得感があり、読んでいて不快に思うところがありませんでした。せっかく樵にするならもっと樵ネタが欲しかったのと、樵のキャラがブレたのが残念なくらいです。 — 葵せきな[2]
既刊一覧
編集- 小山タケル(著)・マニャ子(イラスト) 『緋剣のバリアント』 富士見書房〈富士見ファンタジア文庫〉、全2巻
- 2012年11月20日発売[3]、ISBN 978-4-8291-3821-2
- 2013年3月19日発売[4]、ISBN 978-4-8291-3869-4
出典
編集- ^ a b 『このライトノベルがすごい!2014』宝島社、2013年12月4日第1刷発行、85頁。ISBN 978-4-8002-1954-1。
- ^ “第24回前期ファンタジア大賞受賞作品結果発表!!”. ファンタジア大賞WEBサイト. KADOKAWA. 2021年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月3日閲覧。
- ^ “「緋剣のバリアント」小山タケル [ファンタジア文庫]”. KADOKAWA. 2025年1月7日閲覧。
- ^ “「緋剣のバリアント 2」小山タケル [ファンタジア文庫]”. KADOKAWA. 2025年1月7日閲覧。