網嚢
網嚢(もうのう、英:Omental bursa)とは、大網と小網によって形成される腹部の空間を言う。網嚢は、哺乳動物において認められ、網嚢孔(ウィンズロー孔)から大網へと続いている。哺乳類において、小網にかなりの量の脂肪が貯まっていることはさほど珍しくはない。
網嚢 | |
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![]() 腹膜の垂直断面図。主要腹腔は赤、 網嚢は青。 | |
![]() 腹腔上部の腹膜周辺水平断面図。腹膜は赤色で、小網は青色で示してある。 | |
概要 | |
表記・識別 | |
ラテン語 | bursa omentalis |
グレイ解剖学 | p.1156 |
TA | A10.1.02.402 |
FMA | 19800 |
解剖学用語 |
外部リンク
編集- ii/l/LESSER_SAC article at GE's Medcyclopaedia
- Anatomy photo:37:09-0100 at the SUNY Downstate Medical Center - "Abdominal Cavity: The Lesser Peritoneal Sac"
- Anatomy image:8070 at the SUNY Downstate Medical Center