結神社(むすぶじんじゃ)は、岐阜県安八郡安八町にある神社。

結神社
(撮影:2007年)
所在地 岐阜県安八郡安八町西結584
位置 北緯35度22分23.49秒 東経136度39分39.22秒 / 北緯35.3731917度 東経136.6608944度 / 35.3731917; 136.6608944
主祭神 天之御中主神
高御産巣日神
神産巣日神
猿田彦命
社格 銀幣社
創建 嘉応年間
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概要

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古くから生産、縁結びなどにご利益があるという。近年は縁結び、恋愛の神社として知られ、正月三が日は賑わう。

鎌倉と京の都を結ぶ「鎌倉街道」沿いにあり、かつては結大明神として、美濃国歌枕として古くから知られていた。十六夜日記阿仏尼や、一条兼良ら詠った和歌に「結ぶ神」として表されている。

織田信長はこの結大明神を信仰しており、天正3年(1575年)、長篠の戦いの際、7日間の戦勝祈願を行なっている。

祭神

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文化財

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所在地

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歴史

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(撮影:2007年)

その他

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永享嘉吉年間(1429年~1446年)、照手姫は相模国から一時この地に逃れていた。自分の守り本尊(黄金仏)の導きで「結大明神」にたどり着き、7日間の願をかける。満願の日、結大明神が現れ、「そなたの願いを叶えよう。そなたの守り本尊はこの地に縁があり、こうして導かれたのである。この守り本尊をこの地に鎮座しなさい。」と告げたという。照手姫は、小栗判官小次郎助重と結ばれることを望み、「結大明神」に守り本尊を納める。やがてこの願いは叶えられたという。
照手姫の守り本尊は「結大明神」に奉納され、十一面観世音菩薩の額に取り付けられる。結神社に祭られていたが、結神社の移転に伴い、別の場所で祭られることとなる。現在は、結神社の南約100mにある「町屋観音堂」に祭られている。

  守れただ契り結ぶの神ならばとけぬ恨みにわれ迷はさで

  • 神主は常駐していない。また御札、御守りなどは隣接する大平工業で扱っている(休日を除く)。

事件

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  • 2012年10月12日から13日にかけて同神社の本殿内から、安八町の文化財に指定されている神像17体が盗まれているのが見つかり、岐阜県警窃盗事件として捜査を行っていた[2][3]が、同年12月25日朝に神社境内で白い袋に入った神像17体が見つかり、24日から25日朝までに盗んだ犯人が返したとみられている[4]

脚注

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  1. ^ 広報あんぱち” (PDF). 安八町 (2010年6月1日). 2013年4月25日閲覧。
  2. ^ “盗難:神像17体 氏子「罰当たり」 岐阜・結神社”. 毎日jp (毎日新聞社). (2012年10月14日). オリジナルの2012年10月14日時点におけるアーカイブ。. https://megalodon.jp/2012-1014-0922-13/mainichi.jp/select/news/20121014k0000m040110000c.html 
  3. ^ “岐阜、神像17体が盗難 縁結びの結神社”. 西日本新聞. http://www.nishinippon.co.jp/nnp/culture/heritaging/kyushu/20121013/20121013_0001.shtml 2013年4月25日閲覧。 
  4. ^ “盗まれた神像17体戻る 岐阜の縁結び神社”. 日本経済新聞. (2012年12月30日). https://www.nikkei.com/article/DGXNZO50151090Z21C12A2CC1000/ 2013年4月25日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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