経机(きょうつくえ)とは、読経の際に経典をのせる机。寺院本堂及び、仏壇の前に置かれる仏具の一種。黒または朱塗りの漆塗りのものと、唐木のものがある。また葬儀における祭壇及び、中陰壇の前には、白木のものを用いる。
本来は経典をのせる為のものであるが、在家の仏壇の前においては、花立・香炉・火立・鈴などの仏具を上にのせ、仏具置き台として用いることが多い。
サイズ表記は尺貫法で表され、天板の巾を測る。大きさは尺二寸(36cm)~三尺(90cm)程度。
- 神道において経机に当たるもの。片方に四本ずつ足があり左右で八本の脚があることから八脚台(または八脚案)とも称される。