細川珠生
細川 珠生(ほそかわ たまお、1968年7月12日 - )は、日本の政治ジャーナリスト。女性。現姓:片平[1]。父・細川隆一郎(元毎日新聞記者)、長兄・細川隆三(元テレビ朝日報道局政治部デスク)、大叔父・細川隆元(元朝日新聞記者)はいずれも政治評論家。長男は先祖研究者の片平凌悟[1]。
細川 珠生 (ほそかわ たまお) | |
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生誕 |
1968年7月12日(56歳) 日本・東京都 |
国籍 | 日本 |
教育 | 聖心女子大学文学部外国語外国文学科(英語英文学専攻)卒業 |
職業 | ジャーナリスト |
活動期間 | 1993年 – 現在 |
代理人 |
ノースプロダクション 有限会社パールオフィス[注釈 1] |
肩書き |
政治ジャーナリスト 政治評論家 |
配偶者 | あり |
子供 | 1児:片平凌悟(長男)[1] |
家族 |
細川隆元(大叔父) 細川隆一郎(父) 細川隆三(兄) |
公式サイト |
hosokawatamao |
来歴
編集東京都出身。聖心女子学院初等科・中等科・高等科を経て、1991年3月に聖心女子大学文学部外国語外国文学科(英語英文学専攻)を卒業。同年からペパーダイン大学政治学部に1年間留学した。
帰国後、父の隆一郎とテレビで共演する機会も多く、元来、一生仕事をして行きたいと考えて、フリーのジャーナリストとして執筆活動を行っていた。1993年5月、初めての単行本として『娘のいいぶん―ガンコ親父にうまく育てられる法』を発刊した。同書は1995年4月、日本文芸振興会主催の第15回日本文芸大賞にて女流文学新人賞を受賞した。
1999年、30歳の時に結婚[2][3]。2000年、第9回日本地方新聞協会JLNAブロンズ賞を受賞した。
2003年、隆一郎が脳梗塞を発症した。発見が遅れたため、左半身麻痺が残り、元来からの持病であった黄斑変性が進行して失明したが、頑固な性格のため、実際の症状で要介護認定が最高位にもかかわらず、介護認定の面談で隆一郎が見栄を張って実際より軽度と告げ、かつ隆一郎が仕事を続けることを頑なに守ったため、珠生が著作の口述筆記や一般紙の読み聞かせなどのサポートをしていた[4]。珠生はまた、同年から2011年まで、品川区の教育委員を務めた。2005年、第1子である長男である片平凌悟を出産した。
2004年、星槎大学、現代政治論の非常勤講師を担当する。2016年1月から千葉工業大学の理事に就任する。2019年6月から三井住友建設の取締役、日本建設業連合会のけんせつ小町部会長に就任する。2021年4月から内閣府男女共同参画会議の議員、東京都情報公開・個人情報保護審議会の委員に就任する[5][6]。
2023年4月、これまで所属していたニチエンプロダクションからノースプロダクションへ移籍した[7]。
人物
編集キリスト教カトリック教会信者で洗礼名はガラシャ。岩井聖珠の芸名を持つ日本舞踊岩井流師範である[8]。
細川ガラシャ、明智光秀の子孫としてメディアに登場することがある。
- 明智光秀 - 珠(細川ガラシャ)(細川忠興室) - 細川忠隆(長岡休無)(廃嫡) - 長岡忠春 - 忠重 - 忠英 - 忠昌 - 忠虎 - 忠寿 - 忠顕 - 細川隆虎 - 隆志 - 隆一郎 - 珠生
息子の片平凌悟は、2020年5月23日放送の『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』にて、明智光秀の子孫である「明智光秀博士ちゃん」としてリモート出演した。細川珠生もリモート出演した[9][10]
著書
編集- 細川珠生『娘のいいぶん―ガンコ親父にうまく育てられる法』情報センター出版局、1993年。ISBN 479581452X。
- 細川珠生『未来を託す男たち』ぶんか社、1999年。ISBN 4821106965。
- 細川珠生『自治体の挑戦―改革者たちの決断と実践』学陽書房、2000年。ISBN 4313160795。
- 細川珠生『未来を託す男たち〈2〉』ぶんか社、2001年。ISBN 4821107295。
- 細川珠生『政治家になるには』ぺりかん社〈なるにはBOOKS〉、2002年。ISBN 4831510033。
出演番組
編集テレビ
編集- 上岡龍太郎がズバリ!(TBSテレビ)※お嬢様と母50人 - 1994年
- ベストタイム(TBSテレビ) - 2003年11月 - 2004年3月
- 爆報! THE フライデー(TBSテレビ) - 2017年5月26日※隆一郎の晩年を語る企画
- 太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中。(日本テレビ) - 2007年、2009年
- たかじんのそこまで言って委員会(読売テレビ) - 2005年
- ビートたけしのTVタックル(テレビ朝日) - 2017年7月30日
- サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん(テレビ朝日) - 2020年5月23日
ラジオ
編集- 細川珠生のモーニングトーク(ラジオ日本) - 1995年9月3日 -
インターネット動画配信
編集- みのもんたのよるバズ!(AbemaNews)※コメンテーター(不定期)
脚注
編集注釈
編集- ^ ニチエン所属前からの個人事務所、隆一郎の版権管理等を担当
出典
編集- ^ a b c “明智光秀の子孫「末裔博士ちゃん」が光秀の意外なエピソードを紹介!“本能寺の変”の“ある有力な説”も”. ザ・テレビジョン (2020年5月23日). 2020年6月26日閲覧。
- ^ 未来を託す男たち、263頁
- ^ 都議会ヤジ“張本人”も登場 「早く結婚しろよ」批判報道が封殺したこと 正論 2014年9月号、産経新聞社
- ^ “細川隆一郎氏死去動向気にした衆院選前に”. 日刊スポーツ (2009年8月26日). 2017年7月1日閲覧。
- ^ 内閣府人事(4月19日)産経新聞2021/4/20 05:00
- ^ 当社取締役が内閣府・男女共同参画会議議員に任命三井住友建設
- ^ 【細川珠生】所属のお知らせ,株式会社ノースプロダクション,2023年4月3日
- ^ 細川珠生 (2014年2月6日). “岩井聖珠としての活動”. 珠手箱. 2017年1月14日閲覧。
- ^ 番組公式サイトより
- ^ 「明智光秀博士ちゃん」公式ブログ