紀藤常亮

紀藤常亮（きとうつねすけ、1899年 8月7日^[1] - 1971年 11月13日^[2]）は、日本の政治家。衆議院議員（1期）。宇部市長を務めた紀藤閑之介の長男。妻は渡辺好延の次女・キク子^[3]。

経歴

山口県出身^[2]。1924年東京農業大学卒。宇部農業実践学校校長兼教諭となり、宇部市農会長、同信用購買販売利用組合長、同畜産組合長^[4]、山口県議、山口県農会長、同畜産組合連合会評議員、大政翼賛会山口県支部常務委員^[4]、また朝鮮セメント、宇部銀行、山口銀行、宇部重工業、宇部興産、宇部物産各(株)監査役となる^[2]。

1942年の第21回衆議院議員総選挙では山口1区(当時)から翼賛政治体制協議会の推薦を受けて当選する^[5]。戦後は日本進歩党に入ったが^[6]、推薦議員のため公職追放となった^[7]。1951年追放解除^[8]。1971年死去。

脚注

^ 衆議院『第八十四回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1944年、25頁。
^ ^a ^b ^c 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』210頁。
^ 『人事興信録第24版上』（人事興信所、1968年）き47頁
^ ^a ^b 『翼賛議員名鑑』140頁。
^ 『衆議院名鑑第1回・1890年～第34回・1976年総選挙』131頁。
^ 『議会制度百年史院内会派編衆議院の部』506頁。
^ 『朝日新聞』1946年2月10日1面。
^ 『朝日新聞』1951年6月19日朝刊1面。

参考文献

『翼賛議員銘鑑』議会新聞社、1943年。
日本国政調査会編『衆議院名鑑第1回・1890年～第34回・1976年総選挙』国政出版室、1977年。
衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
衆議院・参議院『議会制度百年史 - 院内会派編衆議院の部』大蔵省印刷局、1990年。

[1] 衆議院『第八十四回帝国議会衆議院議員名簿』〈衆議院公報附録〉、1944年、25頁。

[議衆-2] 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』210頁。

[3] 『人事興信録第24版上』（人事興信所、1968年）き47頁

[翼賛-4] 『翼賛議員名鑑』140頁。

[5] 『衆議院名鑑第1回・1890年～第34回・1976年総選挙』131頁。

[6] 『議会制度百年史院内会派編衆議院の部』506頁。

[7] 『朝日新聞』1946年2月10日1面。

[8] 『朝日新聞』1951年6月19日朝刊1面。

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