紀 真丘(き の まおか)は、平安時代初期から前期にかけての貴族。官位は従五位下・河内守。
承和14年(847年)従五位下に叙される。嘉祥2年(849年)長門守に任ぜられた後、但馬権介・但馬介・上野介と仁明朝末から清和朝初頭にかけて地方官を歴任した。
貞観7年(865年)諸陵頭として京官に遷るが、散位を経て、貞観11年(869年)河内守に任ぜられ再び地方官を務めている。
『六国史』による。