紀伊有田駅

和歌山県東牟婁郡串本町有田にある西日本旅客鉄道の駅

紀伊有田駅(きいありたえき)は、和歌山県東牟婁郡串本町有田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線(きのくに線)のである。

紀伊有田駅
駅舎(2005年8月)
きいありた
Kii-Arita
串本 (5.8 km)
(1.8 km) 田並
地図
所在地 和歌山県東牟婁郡串本町有田469
北緯33度29分27.11秒 東経135度44分10.24秒 / 北緯33.4908639度 東経135.7361778度 / 33.4908639; 135.7361778
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 紀勢本線(きのくに線)
キロ程 227.6 km(亀山起点)
新宮から47.4 km
電報略号 キア
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
6人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 1940年昭和15年)8月8日[1][2]
備考 無人駅
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有田と名乗るが同県の有田市とは直接の関係を持たない。一方で、行政区画(字)名は「ありだ」である。

有田市は「あり」であり、同市の中心駅は箕島駅である。

歴史

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この駅は1940年8月、国鉄紀勢西線の江住駅から串本駅までの開通と共に開業した。その後当駅は1959年、今の紀勢本線が全通し亀山駅と和歌山駅(現在の紀和駅)の間が紀勢本線となったのを受け国鉄紀勢本線の駅となり、さらに国鉄分割民営化を経て現在に至っている。2016年には紀勢線各駅を舞台に展開されるアートイベント「紀の国トレイナート」において、和歌山市の画家松尾ゆめが紀伊有田駅に抽象画を描いた[3]

年表

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駅構造

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島式ホーム1面2線で交換可能の地上駅新宮駅管理の無人駅であるが、古くからの駅舎が残っている。駅舎は線路南側にあり、ホームへは串本寄りの構内踏切で連絡している。なお、構内踏切には遮断機がついている。2021年3月13日よりICOCAが利用可能になっている。

のりば

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のりば 路線 行先
1   きのくに線 紀伊田辺和歌山方面
2 串本新宮方面
  • 上表の路線名は旅客案内上の名称(愛称)で表記している。

利用状況

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近年の1日平均乗車人員は以下の通り[7]

年度 1日平均
乗車人員
1998年 56
1999年 55
2000年 34
2001年 25
2002年 18
2003年 22
2004年 21
2005年 18
2006年 15
2007年 15
2008年 14
2009年 14
2010年 14
2011年 10
2012年 12
2013年 12
2014年 12
2015年 12
2016年 9
2017年 5
2018年 5
2019年 6
2020年 4
2021年 5
2022年 2

駅周辺

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隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
  きのくに線(紀勢本線)
串本駅 - 紀伊有田駅 - 田並駅

脚注

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  1. ^ a b c d 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 25号 紀勢本線・参宮線・名松線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年1月10日、19-21頁。 
  2. ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、377頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  3. ^ アートがつなぐ列車の旅」『読売新聞』2016年9月10日付大阪本社朝刊27面。
  4. ^ 日本国有鉄道公示S60.3.12公181
  5. ^ 「通報 ●福知山線石生駅ほか147駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1985年3月12日、15-16面。
  6. ^ 2021年春ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)西日本旅客鉄道和歌山支社、2020年12月18日。オリジナルの2020年12月18日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201218081506/https://www.westjr.co.jp/press/article/items/201218_00_wakayama.pdf2020年12月22日閲覧 
  7. ^ 『和歌山県統計年鑑』及び『和歌山県公共交通機関等資料集』

関連項目

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外部リンク

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