糸我稲荷神社
糸我稲荷神社(いとがいなりじんじゃ)は、和歌山県有田市に鎮座する神社。日本最古の稲荷神社として知られ、地元では最古のおいなりさんとして崇められている。
糸我稲荷神社 | |
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所在地 | 和歌山県有田市糸我町中番329 |
主祭神 |
倉稲魂神 土御祖神大姫神 |
創建 | 652年(白雉3年) |
例祭 | 10月12日 |
歴史
編集1810年(文化7年)の林周防による「糸鹿社由緒」では、糸我稲荷神社の創建は652年(白雉3年)と記されており、京都の伏見稲荷神社の創建よりも早いことから、日本最古の稲荷神社といわれている[1]。
社前鳥居には「本朝最初稲荷神社」の額が上っている。太平記には白河院参拝の話があり、熊野への道中、旅の安全を祈願して奉幣された「みぬさの岡」の旧跡がある[2]。
祭神
編集- 倉稲魂神
- 土御祖神大姫神
交通
編集- 阪和自動車道「有田インターチェンジ」より車で約10分。