糖質コルチコイド受容体拮抗薬
糖質コルチコイド受容体拮抗薬(とうしつコルチコイドじゅようたいきっこうやく、英:Antiglucocorticoid)または抗糖質コルチコイド薬(こうとうしつコルチコイドやく)とは、体内の糖質コルチコイド活性を低下させる薬剤の一群である。
糖質コルチコイド受容体拮抗薬 | |
---|---|
薬物クラス | |
Mifepristone, an antiglucocorticoid that is used in the treatment of Cushing's syndrome. | |
クラス識別子 | |
別名 | Glucocorticoid antagonist; Cortisol antagonist; Anticorticosteroid |
適応 | Cushing's syndrome, others |
生物学的ターゲット | Glucocorticoid receptor |
分類 | Steroids |
In Wikidata |
解説
編集ミフェプリストンなどのステロイド系糖質コルチコイド受容体直接拮抗薬がある。
抗糖質コルチコイド薬としては、メチラポン、ケトコナゾール、アミノグルテチミドなどの糖質コルチコイド合成阻害薬も使用される。これらはクッシング症候群の治療に用いられる。
関連項目
編集出典
編集- ^ MacKin, Paul, ed (2008). “Antiglucocorticoid treatments for mood disorders”. Cochrane Database of Systematic Reviews (1): CD005168. doi:10.1002/14651858.CD005168.pub2. PMID 18254070. (撤回済 )