第60次長期滞在
第60次長期滞在(だい60じちょうきたいざい)は国際宇宙ステーションでの60回目の長期滞在で、2019年6月24日のソユーズMS-11のドッキング解除から始まった[2]。この長期滞在はニック・ヘイグおよびクリスティーナ・コックとともに第59次長期滞在から移行したアレクセイ・オヴチニンが船長を務めた[4]。3人に2019年7月20日にソユーズMS-13で到着したアレクサンドル・スクボルソフ、ルカ・パルミターノおよびアンドリュー・R・モーガンが合流した。この長期滞在は2019年10月3日にソユーズMS-12(オヴチニン、ヘイグおよび宇宙旅行参加者のハザ・アル・マンスーリが搭乗)のドッキング解除で終了し、コック、スカヴォルソフ、パルミターノおよびモーガンは第61次長期滞在に移行した[5][3]。
任務種別 | ISS長期滞在 |
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任務期間 | 100日 8時間 11分 |
周回数 | 3248[1] |
長期滞在 | |
宇宙ステーション | 国際宇宙ステーション |
開始 | 2019年6月24日 23:25:33 UTC[2][1] |
終了 | 2019年10月3日 07:37:32 UTC[3][1] |
到着 | ソユーズMS-12 ソユーズMS-13 |
出発 | ソユーズMS-12 ソユーズMS-13 ソユーズMS-15 |
乗員 | |
乗員数 | 6名 |
乗員 | |
EVA | 1回 |
EVA期間 | 6時間32分 |
第60次長期滞在の徽章 上段右から時計回りに:NASAのニック・ヘイグ、ESAのルカ・パルミターノ、ロスコスモスのアレクサンダー・スクボルソフ、NASAのドリュー・モーガン、クリスティーナ・コックおよびロスコスモスのアレクセイ・オヴチニン |
この長期滞在の最終日に、ソユーズMS-15の到着によりステーションの滞在者は一時的に合計9名となり、2015年9月のソユーズTMA-16Mの出発以来、初めてISSの乗組員が標準の6名を超えることになった[6]。
クルー
編集役職 | 第1期 (2019年6月24日 – 7月20日) |
第2期 (2019年7月20{日 – 10月3日) |
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船長 | アレクセイ・オヴチニン、RSA 3回目の宇宙飛行[注釈 1] spaceflight | |
第1フライトエンジニア | ニック・ヘイグ、NASA 2回目の宇宙飛行[注釈 1] | |
第2フライトエンジニア | クリスティーナ・コック、NASA 1回目の宇宙飛行 | |
第3フライトエンジニア | アレクサンドル・スクボルソフ、RSA 3回目の宇宙飛行 | |
第4フライトエンジニア | ルカ・パルミターノ、ESA 2回目の宇宙飛行 | |
第5フライトエンジニア | アンドリュー・R・モーガン、NASA 1回目の宇宙飛行 |
脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ a b c “ISS Expedition 60”. spacefacts.de (15 December 2020). 6 November 2021閲覧。
- ^ a b “NASA Astronaut Anne McClain, Crewmates Return from Space Station Mission”. NASA. (24 June 2019)
- ^ a b “Multinational Trio Undocks from Station, Heads Home to Earth”. NASA. (3 October 2019)
- ^ “NASA Astronaut Nick Hague Set for New Space Station Mission After Abort”. NASA (3 December 2018). 4 December 2018閲覧。
- ^ Evans, Ben (14 March 2019). “New Crew Launched Aboard Soyuz MS-12, En-Route to Space Station”. AmericaSpace . "6月下旬にコノネンコ、サン=ジャックおよびマクレインが地球に帰還するとオヴチニンが宇宙ステーションの船長として第60次長期滞在を率い、7月上旬にソユーズMS-13でスクボルソフ、パルミターノおよびモーガンが到着すると乗組員は6名に増える予定である。"
- ^ “NASA Astronaut Jessica Meir, Crewmates Arrive Safely at Space Station” (25 September 2019). 2022年1月2日閲覧。
- ^ Gebhardt, Chris (14 March 2019). “Soyuz MS-12 docks with the Space Station – NASASpaceFlight.com”. NASASpaceflight.com 2022年1月2日閲覧。