第50普通科連隊
第50普通科連隊(だいごじゅうふつうかれんたい、JGSDF 50th Infantry Regiment(Light))は、高知県香南市の高知駐屯地に駐屯する、陸上自衛隊第14旅団隷下の普通科連隊(軽)である。
第50普通科連隊 | |
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創設 | 2006年(平成18年)3月27日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 連隊 |
兵科 | 普通科 |
所在地 | 高知県 香南市 |
編成地 | 善通寺 |
上級単位 | 第14旅団 |
担当地域 | 高知県 |
概要
編集連隊長は1等陸佐(三)が充てられ、連隊本部、本部管理中隊および3個普通科中隊により編成される。連隊長は、高知駐屯地司令を兼ねる。
連隊のシンボルマークは、中央に連隊番号の「50」の数字を、またその周りに古くから高知県とゆかりの深い「鯨」と高知県の木である「やまもも」の葉のデザインを配したもの。
沿革
編集第50普通科連隊
部隊編成
編集- 第50普通科連隊本部
- 本部管理中隊「50普-本」
- 第1普通科中隊「50普-1」:高機動車、81mm迫撃砲 L16
- 第2普通科中隊「50普-2」:高機動車、81mm迫撃砲 L16
- 第3普通科中隊「50普-3」:軽装甲機動車、81mm迫撃砲 L16
- 重迫撃砲中隊「50普-重」:120mm迫撃砲 RT、重迫牽引車
整備支援部隊
編集主要幹部
編集官職名 | 階級 | 氏名 | 補職発令日 | 前職 |
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第50普通科連隊長 兼 高知駐屯地司令 |
1等陸佐 | 水関謙作 | 2024年 | 3月18日陸上自衛隊教育訓練研究本部教育調整官 |
代 | 氏名 | 在職期間 | 前職 | 後職 |
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1 | 石橋勉 | 2006年 | 3月27日 - 2008年 7月31日陸上自衛隊幹部学校付 | 陸上自衛隊富士学校主任教官 |
2 | 黒田弘人 | 2008年 | 8月 1日 - 2010年 7月25日陸上自衛隊幹部学校付 | 陸上幕僚監部人事部人事計画課 給与室長 |
3 | 石田和成 | 2010年 | 7月26日 - 2012年12月 3日陸上自衛隊幹部学校総務部総務課長 | 陸上自衛隊幹部学校教育部教務課長 |
4 | 堤秀一 | 2012年12月 | 4日 - 2015年 3月22日陸上自衛隊冬季戦技教育隊長 | 陸上自衛隊富士学校主任教官 |
5 | 谷田匡 | 2015年 | 3月23日 - 2016年 3月22日東北方面総監部防衛部訓練課長 | 陸上自衛隊研究本部研究員 |
6 | 石田祐司 | 2016年 | 3月23日 - 2018年 3月22日陸上自衛隊研究本部研究員 | 陸上自衛隊幹部候補生学校総務部 総務課長 |
7 | 高原敏訓 | 2018年 | 3月23日 - 2020年 6月26日陸上自衛隊高等工科学校総務部長 | 陸上自衛隊関西補給処装備計画部 企画課長 |
8 | 溝口光章 | 2020年 | 6月27日 - 2022年 7月31日西部方面総監部防衛部訓練課長 | 水陸機動団本部高級幕僚 |
9 | 山内和也 | 2022年 | 8月 1日 - 2024年 3月17日陸上自衛隊北海道補給処装備計画部 企画課長 |
第6師団司令部監察官 |
10 | 水関謙作 | 2024年 | 3月18日 -陸上自衛隊教育訓練研究本部教育調整官 |
主要装備
編集- 82式指揮通信車
- 軽装甲機動車
- 高機動車
- 1/2tトラック / 73式小型トラック
- 1 1/2tトラック / 73式中型トラック
- 3 1/2tトラック / 73式大型トラック
- 偵察用オートバイ
- 資材運搬車
- 小型ドーザ
- 12.7mm重機関銃
- 89式5.56mm小銃
- 20式5.56mm小銃
- 5.56mm機関銃MINIMI
- 対人狙撃銃 レミントン M24 SWS
- 110㎜個人携帯対戦車弾LAM パンツァーファウスト3
- 87式対戦車誘導弾
- 中距離多目的誘導弾
- 91式携帯地対空誘導弾
- 81mm迫撃砲 L16
- 120mm迫撃砲 RT
- 重迫牽引車
- 師団等通信システム
- 衛星単一通信携帯局
- 発煙機3型
脚注
編集- ^ “被災大川小女児が陸自隊員に手紙 「わたしもがんばる」と感謝”. 福井新聞 (2011年4月30日). 2014年8月10日閲覧。
出典
編集“防衛省人事発令”. 2016年3月23日閲覧。